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日本とガラパゴス化 ~左側通行の不思議編~


日本にいると気づかないこともありますが、実は日本にしかない機能、仕組み、規格というのはいくつかあります。

今まではそれも当然といいますか、そんなものだろうという感じで受け入れられてきました。

しかし、ここ20年くらいのグローバル化で「あれーもしかしてちょっと不便かな?」と感じることもあります。グローバル化というのはユーザーというより、企業のグローバル化を指します。世界は広く、作った製品は広い世界中で同じものを売るほうが本当は理にかなっています。iPhoneやスマホなんかも、基本的には世界で同じものを使うことができます。

もちろんユーザーにとってもそうですが、これはどちらかというと対応しなければならない企業が一番影響を受けるものです。日本だけをターゲットに商品開発や生産をしていると、世界で戦うことはできませんからね。

しかし他の国と比べると日本には技術・製品としてのガラパゴス化が進んでいるように思えます。きっとそれは、日本国内の需要が大きいことと、世界のグローバル化に先駆けて日本の成長があったからでしょう。

ちょっと前置きが長くなりましたが、今回は日本ならではのガラパゴス化したものを考えてみようと思います。

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自動車のハンドルが逆!!

海外に行ったことのある人ならわかると思いますが、海外の車は日本でいうところの助手席の位置にハンドルがあります。左右逆です。これは車が逆なのではなく、道路の車線も逆です。

これ、けっこうややこしいですよね。海外で運転はしたくないものです。でも、同じように世界の人は日本がなんで逆なんだと思っていることでしょう。

これは自動車メーカーにとっても重要な問題です。なぜなら、自動車自体を日本、海外と作り分けなければならないからです。コストもその分かかってしまうことになります。

世界は左側通行が標準だった?

日本は江戸時代から左側通行だったと記録に残っています。その理由としては、武士の刀を左側につけるので、左側通行じゃないと鞘と鞘がすれ違う時にぶつかってしまうから、という説も有力です。

※諸説あります

実は、世界ももともと左側通行が標準だったという話もあります。人間は何万年も前よりその大半の人が右利きといわれています。左側通行のほうが右手を広く使え、合理的ということなのです。

※諸説あります

世界が右側通行になった理由

左側通行の国もいくつかあります。日本の他にも、南アフリカ、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、インド、香港などがそうです。

おもしろい傾向がありまして、イギリスの植民地だった国は左側通行といわれています。実はアメリカもかつては左側通行でした。

そもそも、本来は左側通行が標準だったのです。

この背景にはナポレオンの影響があります。ナポレオンはフランスも左側通行から右側通行へと変えたという記録もあります。これはフランス国内だけではなく、フランスが支配していた地域もそうなりました。ナポレオンは交通インフラ整備に積極的でしたので、そういった国はフランスのルールに則って交通網が発達していったのです。

その結果、日本のようにフランスの影響を受けなかった国や、イギリス領でフランスの影響が及ばなかった国が左側通行となっているのです。

※諸説あります

なぜナポレオンが右側通行を推奨したかというと、ナポレオン本人が左利きだったのではないか、とか、剣を使う時代が終わったから、とか、いろいろな話があります。

自動車に関しては、昔はレバー操作が重く、利き手の右手で操作したほうがやりやすいから右ハンドルが主流になったという説もあります。

※諸説あります

そう考えると、道路だけでも歴史のロマンがあふれていますね。

なんか左側通行の話だけで長くなってしまったので、続きはまた今度!

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