公務員とバンドマンの思わぬ共通点→ストライキする権利はない


ゴールデンウィークもいよいよ終盤に。高速道路も鉄道もかなりの人が利用するシーズンでもあります。

そのような中、東京駅では自動販売機のオペレーションをする会社がストライキを行いました。そのため、自動販売機は「売切」状態となっているようです。

本日、JR東京駅の自販機補充スタッフがついにストライキ決行(文春オンライン) – Yahoo!ニュース

しかし、実際のところはそこまで「売切」になっているわけでもなさそうです。記事によると管理職の人や他の営業所からも増援配置されているようですね。

それに東京駅ですから売店もたくさんありますし、自動販売機が全部なくなっても水分を求めて右往左往する乗客はいないかもしれません。

日本とストライキ

海外では週1で電車が止まるなど、ストライキが多い国もあります。その点、日本ではあまりストライキはありません。

ストライキというのは仕事を放棄するということで、あまりいい印象がありませんね。しかし、このストライキというのは労働者に与えられた権利でもあり、サボりとは違うのです。(ちなみに公務員はストライキしてはいけないと法律に書いてあります)

近年ではストライキはあまり聞きませんね。実際のところ、ストライキをしていても実務に影響がなかたったりで、一般人は気づいてないことも多いようです。

昔はけっこうストライキはたくさんあったみたなんですけどね。まぁ仕事に対しての考え方とか、そういうところにもあるんでしょうけど。

もう最近の話でもないですけど、2004年にプロ野球がストライキを起こしたこともあります。あの頃はパリーグのチームが再編されるなど、いろいろ動きの多い時期でしたからね。

海外ではスポーツ選手が起こってストライキするってことは、たまに起きるような気がします。給料未払いとかね。

芸能業界ではストライキの話は聞きませんね。あ、でも前にお芝居で稽古のストライキってのがありましたね。

とはいえ、事務所に反抗してライブやらない!!なんてバンドも聞かないですしね。海外だとどうなのでしょう、そういうこともあるのかなぁ。バンド内でのいざこざで反発して飛ぶバンドマンとかいますけど、これもある意味ストライキみたいなところもあるかもしれません。ただバンドマンには残念ながらストライキの権利はないので、それをやったらただただいろんな意味で終わるだけ、という悲しい現実が待っています。

うーん、バンドマンは労働者としての権利なんて…ないんだな。まぁ個人営業主でやってる方は他の業種でもきっとそうでしょう。

働き方の意識

最近の自分中でのテーマが、この働き方改革についてです。ライフスタイルも含めなのですが。

働き方の自由度が増し、気にくわないなら会社辞めるし、みたいな感じで転職が活発化するのであれば、もしかしたらストライキなんて起きないのかもしれません。まぁこれも極端な考え方ではありますけどね。

労働の大半がAIにとって代わられたら、ストライキもなくなるかも。これも極端だけど。

5月1日はメーデー、国際的に労働者が自分たちの権利を主張する日でもありました。ゴールデンウィークに行われた今回のストライキは、社会の中で国民の目にどのように映ったのでしょうか。