コンビニのイートインスペースが日本を変える


コンビニでの無料インターネットサービス、ずいぶん充実していますよね。個人的には最初は疑問を持っていたんです。だって、コンビニって必要なものを買ってすぐ出るところで、長居する場所ではありません。悠長にネットに接続してなんかやってる場合じゃないと。
しかし最近は、コンビニも進化しています。テナントの二階や脇のスペースを利用し、イートインスペースにしているのです。実は、今日初めてコンビニのイートインスペースに入りました。

現在、われわれ摩天楼オペラは全国ツアー中なので、しばらくホテル暮らしです。その間、仕事は空いた時間にホテルでするわけですが、中にはどうしてもインターネットに接続しなければならないものもあります。今回は、ホテルのWiFiがあまりにも調子悪くて、やむなく無料WiFiを求めてコンビニのイートインスペースにやってきたのです。

広がる無料WiFiの輪、課題も?

日本は無料WiFiは弱いイメージがありましたが、ここにきて充実してきましたね。こういったコンビニのネットサービスも、外国人観光客にはいいのかもしれません。今年は台湾やカナダに行きましたが、海外でインターネットに繋げられると安心感がありますからね。
しかし、ネット環境の安定性にはまだまだ課題がありそうです。なんでこんな悠長にブログを書く前に仕事しろという話なんですが、ネットに繋がったのはいいものの、あまりにも遅い。どうしてもダウンロードしなきゃいけないものがあるんですが、なかなか終わらないのでのんびりしてるわけです。

無料WiFi自体がどういう仕組になっているのかわかりませんが、携帯の4G回線でもこれだけハイスピードのネット環境を実現しているだけに、なんでこんなに回線が細いのか気になりますね…。

意外と多い利用者、現代人は居場所を求める?

イートインスペースにいると、利用者も結構多いんだなと感じます。だいたい、みなさん5分とかで帰られますね。まぁ、自分も時間がないときは、行儀悪いですがコンビニで肉まん買って歩きながら目的地までの間に昼食を済ますこともあります。需要のあるサービスなのかもしれません。みんなご飯を食べる場所を求めているのかも。

今はノマドワーカー、つまり事務所など固定の職場を持たない仕事のあり方も模索され始めています。そういった場合、誰かと打ち合わせをするときは喫茶店などで行うのでしょう。都市部では混雑しているし、こういった気楽に使えるレンタルスペース業も今後の需要があるのかもしれません。

逆転の発想、ビジネスを横につなげる考え方

こういった、本来の目的とは少し違うビジネス展開は、今後重要なポイントになるでしょう。よく話題になっていますが、居酒屋バージョンの吉野家とかもそれと同じですね。本屋でカフェとかもそうですね。最近は本屋で宿泊なんてのもニュースにありましたが。

こういったビジネスを横につなげる考え方こそが、なにか未来に繋がりそうな気がするんですけどね。コンビニのイートインスペースのように、本来長居する場所じゃないコンビニで長居する、という逆転の発想が必要な気がします。

この発想は音楽業界でも応用できそうです。音楽業界は体質的にちょっとドメスティックなところがあるので、もしかしたら他の方と組むのは難しいかもしれません。ですが、僕で良ければいくらでもアイデア提供しますよ。と、なんか妙な宣伝で終わってしまいましたが、なにかおもしろいアイデアある人はぜひ連絡下さい!

 

そしてダウンロードが終わりません…