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音は凶器でもある


僕らバンドマンは音に関する仕事をしています。音というのはとても不思議なものです。目には見えないのですが、遠くまで飛ばせることができます。目には見えないのですが、記録することができます。

音の根幹は振動です。その振動を何らかの方法で伝えるというのが、音を伝えることとなります。日常的に耳で聞く音は空気を振動させています。レコードは凹凸で空気の信号を記録します。CDはその振動をデジタル情報で記録し、スピーカーを使って空気を振動させ、音に変換するのです。

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音の限界値を超える

ライブハウスのような大きな音から、虫の羽音まで、大きな音や小さい音など、この世の中にはさまざまな音が存在します。

しかし、実は音には限界値があります。というのも地球上の大気の成分ですと、空気を振動できる量に限界値があるからです。

ちなみにジェット機のエンジン音は120デシベル、130デシベルを超えると人間が判別できなくなり、損傷を与えるほどの限界値です。これまでの地球上で発生した音で最大級のものが大きな火山の噴火で、172デシベル以上と言われています。記録ですと1883年、インドネシアでのものです。恐竜の時代まで遡れば、もっと大きな音があったかもしれません。

地球上で出せる音の限界は194デシベルです。それ以上は地球上の大気では、音ではなく衝撃波、ソニックブームとなるのです。他の惑星でしたらもっと大きな音が出せるかもしれませんが、どのみち人間では聞くことができないほどの大きな音になります。

音とは空気の振動、場合によっては凶器ともなりえるものなのです。

もちろん大きな音だけが凶器ではなく、不快な音や、音を出し続けることで睡眠障害など、違う方法でもダメージを負わせることは可能です。

不快な音についてはブログでも書いたことあるので、興味ある人はぜひ読んでくださいね。

QUESTIONより:なぜ黒板をひっかく音は不快なのか?音に隠された人類史のロマン

QUESTIONより ハンドベル、いいですね。最近はハンドベルの演奏を聴く機会は減ってしまいましたが、中学時代、高校時代は学校にハンドベル部がありまして、学生時代は馴染みのある音楽でしたね。 そして、ハンドベルの音色はとても美しいです。たしかにヒーリング音楽ですね。 講義の中で「音と身体」「音と環境」というテーマで話すときに、心地いい音と不快な音という話をします。 …

音でパソコンも壊せる

音は場合によっては凶器となるわけですが、実は音でパソコンも壊せるという記事がありました。

PCをクラッシュさせる音響攻撃「ブルーノート」–スピーカから音を流すだけで(CNET Japan) – Yahoo!ニュース

これはパソコンの内蔵スピーカーや近くのスピーカーから特定の音を出すことによって、パソコン内のハードディスクをクラッシュさせることができる、という内容の記事です。ブルーノート攻撃、という言い方をするようです。

いったいどんな音だとパソコンが壊れるのか気になるところではありますが、自分のパソコンを壊したくないので聞きたくないです。まぁ想像するだけでも、決して心地いい音ではないでしょうね。

しかしこのやり方ですと、遠隔でコンピュータウイルスとは違う方法で相手のコンピュータにダメージを与えることも可能ということなのでしょうか。そう考えると怖いですね。

音というのはそれこそ地球が誕生したときから存在していたはずです。どこにでも存在する現象でそれ自体はとてもシンプルな仕組みです。ですが、いまだに興味は尽きないものですね。

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