東京ビックサイトに東京国際クルーズターミナル、徐々に変わるゆりかもめ


新橋からお台場を経由し湾岸地域を回って豊洲まで伸びているゆりかもめは、1995年に開業しました。新宿、渋谷からのアクセスですとりんかい線のほうが便利だなというところもあるんですが、Zepp Tokyoやビックサイトからのアクセスはゆりかもめのほうがいいんですよね。

そんなゆりかもめですが、東京オリンピックを前に駅名を改称することになりました。

国際展示場正門は「東京ビッグサイト」駅に 船の科学館駅も改称 ゆりかもめ(乗りものニュース) – Yahoo!ニュース

この2駅、いったいどんなところなのでしょうか。

国際展示場正門は東京ビッグサイトに

東京になじみがないと国際展示場とビッグサイトって別の建物のように思っている人もいるかもしれませんが、実は正式名称は東京国際展示場で、通称としてビッグサイトとなっているのです。同じ建物です。

ビッグサイトは1996年にオープンしたコンベンションセンターで、多くのイベントが行われています。設立当初は、国際展示場ってネーミングも今よりも残ってた気もするんですけどね。記憶では「1999 GRAND CROSS TOUR 東京国際展示場駐車場特設ステージ」みたいな感じでしたし。

まぁみんなビッグサイトと言っているので、駅名も変えてしまおうという感じなのでしょう。そのほうがわかりやすいかもしれません。

船の科学館が東京国際クルーズターミナルに

船の科学館は、1974年にオープンと、この地域では圧倒的に早くからある海事博物館です。東京国際クルーズターミナルという名称はあまり聞きなれないものではありますが、現在東京都が2020年オープンに向けてまさしく作っている段階の港です。ホームページが昨日オープンとなりました。

http://www.tokyo-international-cruise-terminal.jp/

海外旅行というとみなさん飛行機を思い浮かべるでしょうが、船旅というものもあります。スーパー金持ちは超巨大な豪華客船で旅をしていたりもします。しかし、東京には客船ターミナルがこれまでもありましたが、巨大な船はそこに行けませんでした。横浜にも大さん橋がありますが、そこもダメです。理由はすぐ近くに大きな橋があるからです。ですが、この東京にできる新ターミナルはレインボーブリッジの外側ということで、これまで東京に行くことができなかった巨大な豪華客船も行くことができるようになります。

これはお台場のカジノとセットで考えていたところもあるかもしれません。海外のお金持ちってのは、ケタ違いです。東京にたくさんお金を落としていってくれると嬉しいですね。