こんなとこで眠れるの?高架下の意外な活用方法


高架下と呼ばれる場所があります。電車や高速道路の下をそう言います。

例えば上野御徒町エリアでは高架下を中心にずらっとお店がならぶアメ横があります。もともと戦後の闇市として存在していたところですが、こういう形でまだ残っています。

新橋なんかも、高架下にたくさんのお店があり、夜になると多くの人で賑わいます。

高架下というのは、なにか独特な魅力のある空間なのかもしれません。

高架下の有効活用

とはいえ、高架下というのはあまり好まれない傾向もあります。その理由は間違いなく振動と騒音です。上には電車がガンガン走っているわけですからね。

その結果、なにも使われないデットスペースになったり、駐車場になっていることも多いですね。

高架下にライブハウスがあるところもあります。

僕らがライブをやったことあるところですと、神戸の太陽と虎とか、もうなくなってしまいましたが、大阪の難波ロケッツなんかそうでしたね。ライブ中でもガタンゴトンと音がなるのです。もちろんそれもまた一興なのではありますが。

ライブハウスならともかく、居住環境としてはなかなか想像し難い高架下ですが、今はこのスペースをホテルにしようとする動きも盛んです。

【動画】格安「高架下ホテル」インバウンドに照準 南海電鉄「ボン・ホステル」2月1日開業

海外からの観光客も多く、格安で泊まれるホテルには需要があります。大阪なんかはホテルも観光客で溢れていますし、これからますます注目が集まるサービスのようにも思えます。

音は大丈夫? 日本初、高架下「8畳ホテル」に潜入した(ITmedia ビジネスオンライン) – Yahoo!ニュース

さらにはタイニーハウスと呼ばれる、コンテナ型の居住スペースを活用したホテルも登場しました。別の場所でコンテナを作り、それを高架下へ持っていき設置する形になっています。気になる騒音も、図書館レベルくらいだとか。ちょっと入ってみたいものですね。

東京オリンピックも控え、こういった安価に泊まれるホテルはますます必要になってくるでしょう。ビジネスホテルともまた違うこういった選択肢も、ツアーバンドにもいいかもしれないですね。