機械がモノから友達になる瞬間


東京モーターショーが開催されました。一度も行ったことはないんだけど、コンセプチュアルな車も多く発表されていて、毎回ちょっと注目しています。

「音楽とテクノロジー」というテーマだと直接関係内容にも思われるけど、今年はEV(電気自動車)やAI(人工知能)に絡む車が多く、今期の授業では自動車についても積極的に取り上げるように心がけています。

未来の乗り物、電気自動車

情報源: 東京モーターショー、“電気自動車シフト”鮮明に(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュース

全国ツアーも多いので高速道路にもよく乗るわけですが、自動運転なんて誰もが夢見た機能ですよね。もうすでに実装されてますし、ハイエースにも早くつけてほしいものです(笑)

情報源: 【東京モーターショー2017】人とモビリティの関係を変える ヤマハのAI搭載ロボバイクが凄い!(佐川健太郎) – 個人 – Yahoo!ニュース

このYAMAHAのバイクも完全に未来の乗り物ですね。

電気自動車はまだちょっと割高な感じもしますが、ガソリンを使わない分、車体代がもう少し下がれば一気に主流になるかもしれません。各メーカーがこぞって電気自動車に力を注ぐだけじゃなく、世界各国政府もまた電気自動車普及へ積極的です。補助金など含めて割安感がもう少しでてほしいところですね。

新規参入のメーカーにも注目

電気自動車は、新規参入のメーカーもまた力を注いでいるところも特徴です。次のイノベーションはテスラから生まれると、多くの技術者、投資家が注目しているテスラモーターズも、この21世紀に新しくできた電気自動車メーカーです。

ちなみに電気自動車ではなく電動の原付ですが、日本ではスマホ関連のアクセサリーを手がけるMS Solutionsが独自ブランドを立ち上げ、今年から新規参入しています。

情報源: 電動バイク(電動スクーター)XEAM(ジーム)notte(ノッテ)

もしかしたら、まだ誕生していないメーカーの車が21世紀の自動車業界を席巻しているかもしれませんね。

車が自分で考える、ということ

これは車に限る話ではないのですが、車や家電が自分で考える、というのが今後のスタンダードになるのかもしれません。今は車や家電はモノですよね。あくまでユーザーが使う道具でしかありません。それがいつの瞬間からか、ただの道具ではなく、人間の秘書のようなもの、さらには友達のような存在になることでしょう。近未来においてそれは鉄腕アトムやドラえもんのように完全自立型ロボットとしてあるべきなのかとも思いましたが、もしかしたらそうではなく、冷蔵庫が、スピーカーが、そして自動車がその形や機能を保ちつつ、鉄腕アトムやドラえもんのようになるのかもしれませんね。そういう意味では、何十年か前のマンガですが「V8キッド」の中にでてきたヘバルのような車が、一番未来に近かったのかもしれません。

機械が友達のようになるのか、現在では理解しがたい感覚ですが、我々の世代はもしかしたらその瞬間を見届けられる幸運な時代を生きているのかもしれませんね。