どうして生野菜でも食中毒になるのか


過ごしやすい季節になっていきますが、まだまだ注意が必要なのは食中毒です。

生野菜でも食中毒

モスバーガーで起きた食中毒の原因として、肉ではなく生野菜の可能性があるという報道がありました。

モスバーガーで食中毒 生野菜が原因?家庭も注意を(産経新聞) – Yahoo!ニュース

食中毒というとパッとでてくるイメージとしては、やはり肉や魚といった場合で、加熱が甘かったりすることが原因って感じもします。

実は、生野菜が原因で食中毒になるケースもあるということです。

記事によると、たい肥に使われる糞に菌があり、それが付着したまま出荷されるケースがあるとのことです。

自宅でももちろんみなさん野菜は洗っていることでしょうが、しっかりと水洗いをしなくてはなりません。自分自身もこのあたり適当にやっちゃってそうな気もするので、注意したいと思います。

そういえばカイワレ大根はどうした

ずいぶん前のニュースですが、O-157が社会問題になったころがありました。20年以上前の話だと思います。たしかあのとき、O-157はカイワレ大根から検出されたと大きく報道されましたが、実際には違ったみたいですね。

カイワレ大根のような発芽野菜に大腸菌が付着することはたまにあるようで、こちらも同じように肥料にあった大腸菌がくっついてくる形になります。

あのときは菅直人がカイワレ大根を食べるアピールが大きく印象として残ってますが、実はあらためて調べてみると食中毒の原因はカイワレ大根じゃなかったみたいですね。

カイワレ大根業者は完全に犯人扱いされて、ちょっとかわいそうですね。

どうやらその後、裁判でちゃんと国から賠償を得る判決がでているようです。

今回のモスバーガーの件もそうですが、食中毒というのは意外とどこに原因があったのか特定するのって難しいものなのでしょうか。

体に入れるものなので気を付けなくてはならないと思いつつも、そこまで神経質になるのもちょっとアレですし、ついつい油断しがちになってしまうこともあります。なんでもかんでも火を通して食べるわけにもいかないですしね。とくにカイワレ大根とかもやしって工場で作ってるイメージもあるから、なんか清潔な気がして。いや、もちろん洗ってますよ。ちゃんと洗わないとダメですね!

夏が終わったからといって、油断してはいけません。みなさんも食中毒には気を付けて。