来年、増税してもチケット代やライブ物販は消費税8%の可能性もあるかも!?


来年の10月より消費税が10%になります。

ここまではもうずいぶん前から決まっている話で、2011年の民主党政権時代に、2015年に消費税を10%に引き上げることが決定しました。何度かの先送りがあったものの、来年の2019年に予定通りに引き上げることになります。

現場は混乱へ、詳細はまだ未決定?

さて今回の消費税増税はちょっと特殊です。

商品によって消費税が10%になるものもあれば、8%のままのものもあります。

このやり方は海外の制度を参考にしたもので、理には適っています。生活必需品のほうが税金が安くなうるわけです。しかし、これまでの日本ではなかったやり方ですので、ちょっとややこしくなります。

中でも一番ややこしくしているのは、食品もその場で食べれば外食扱いで10%、持ち帰れば8%になります。同じ商品であってもです。コンビニのイートインスペースはだいぶ普及が進みましたが、もしかしたら来年以降はなくなるかもしれませんね。

個人的に引っかかっているのは、新聞が8%のままということです。なお、コンビニなどで売られる新聞は10%で、宅配のものが8%のままということになります。公共性のあるものということで生活必需品という判断なのですが、その他のものはすべて10%となります。なにをもって公共性なのか、もしかしてなんか裏であるんじゃないの、と考えたくないことも考えてしまいますね。

みんな一緒じゃなくていいの?店にっては8%の場合も

キャッシュレス決済の場合は2%還元、つまり消費税8%のままとなる可能性が高くなっています。

消費税、全商品で2%還元検討…中小店で決済分(読売新聞) – Yahoo!ニュース

対象となる店舗は原則、小売店のほか、飲食店や宿泊業など、消費者向けのビジネスを展開する全ての中小事業者とする案が浮上している。ポイント還元の対象範囲を広げることで、増税後の消費者や中小事業者の負担を和らげ、景気の腰折れを防ぐ狙いがある。キャッシュレス決済の普及拡大も目指す考えだ。

と記事にはあります。

これもまたややこしいですね。買い方によって、そして店舗によって消費税が変わるということです。

中小事業者、というところは、どういう線引きがあるのでしょうか。

ぶっちゃけバンドのライブや物販なんて中小事業者といってもいいような気も。これってもしかして、チケット代やライブ物販はキャッシュレス決済だったら消費税8%でいいんじゃないの?とか思ってしまいます。CDだって、小さなお店で買ったら8%ってこと?

なんて、ふとした疑問もでてくるわけです。

このあたり、もう少しすれば決まってくることも多いかと思います。飲食店という意味では、ライブハウスのドリンクなんかも適応されるのでしょうか。

もう増税まで1年を切っているのに、決まってないことばかりです。来年、大丈夫なのでしょうかね。