これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
こんにちは。今日は中国のテクノロジー企業であるファーウェイ(HUAWEI)について、そして最新の中国メーカーの勢いについてお話ししたいと思います。
ファーウェイの現状と驚異の開発力
ファーウェイといえば、数年前までは日本でも高性能でコストパフォーマンスに優れたスマートフォンやパソコンを多数展開し、多くのユーザーに愛されていました。しかし、アメリカのトランプ政権時代に始まった制裁の影響により、米国製のCPU(IntelやAMDなど)やOS(AndroidやWindows)、さらにはGoogleのサービスが使用できなくなってしまいました。その結果、現在日本ではファーウェイのスマホやパソコンはほとんど販売されていません。
(※ファクトチェック補足:ファーウェイは現在も一部のウェアラブル端末やオーディオ機器などを日本で販売していますが、スマートフォンやPCの主力展開は事実上撤退状態にあります。)
これだけの制裁を受ければ普通の企業なら倒産してもおかしくありません。しかし、彼らの技術力と底力は衰えるどころか、独自の進化を遂げています。アメリカ製の部品が使えないならと、独自の「HarmonyOS」を開発し、自社設計のCPU(Kirinチップなど)を搭載することで、中国国内でエコシステムを確立させながら地道に製品作りを続けているのです。
そんなファーウェイが8月に新しいノートパソコンを発表するというニュースがありました。なんと、14インチという実用的な画面サイズでありながら、重量が700g台という驚異的な軽さを実現しているそうです。
(※ファクトチェック補足:ファーウェイの「MateBook X Pro」などの過去のモデルでも薄型軽量は強みでしたが、14インチクラスで700g台(約798gなど)というスペックは、現在のモバイルPC市場においてトップクラスの軽量性となります。)
もし制裁がなく、この端末に最新のWindowsやIntel/AMDのCPUが搭載されて日本で発売されたとしたら、間違いなく大ヒットしていたでしょう。日本の市場でこの素晴らしいハードウェアが簡単には手に入らないというのは、ガジェット好きとしては本当に惜しいと感じてしまいます。
日本市場に本格参入する中国の電気自動車「BYD」
ファーウェイに限らず、現在の中国企業の技術力や市場への適応力は凄まじいものがあります。
その象徴的な例が、電気自動車(EV)で世界トップクラスのシェアを誇る「BYD」です。テスラと肩を並べる規模に成長したBYDですが、なんと彼らは日本の市場に特化して開発した「RACCO(ラッコ)」という軽自動車規格のEVを投入してきました。
(※ファクトチェック補足:BYDは実際に日本の軽自動車市場を徹底的に研究し、日本専用モデルとして軽EV「RACCO(ラッコ)」を2026年に発表・発売しました。価格も国の補助金を含めると実質200万円を切る戦略的な価格設定となっています。)
海外の自動車メーカーが、日本の独自の規格である「軽自動車」をわざわざゼロから開発して参入してくるというのは、かつては考えられなかったことです。発表会で外国人社長が流暢な日本語でプレゼンしている姿を見て、彼らの日本市場に対する本気度と、それを実現できる圧倒的な開発力に衝撃を受けました。
アップデートすべき「中国製」のイメージ
40代、50代以上の方々の中には、一昔前の「安かろう悪かろう」という中国製品のイメージをまだ持っている方もいるかもしれません。当時の状況を知っているからこそ、そのイメージが抜けないのも理解できます。
しかし、この10年で中国のテクノロジーは全くの別物へと進化しました。AI技術、電気自動車、ハードウェア開発のあらゆる分野で、彼らは世界をリードする存在になっています。
ファーウェイのパソコンが日本で広く買えない事情は仕方のない部分もありますが、僕たち日本人は、彼らの持つ技術力の高さを正しく認識し、自分たちの見方や価値観をアップデートしていく必要があると感じています。