これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです。
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中国のDeepSeekが最近リニューアルされ、先日マイナーアップデートが出たばかりです。
この回では、その性能が話題になっていることをきっかけに、AI開発の二つの方向性、半導体市場への影響、ローカルAIの可能性、そして来年に向けた安さ競争について話しました。
性能競争と安さ競争に分かれたAI開発
DeepSeekのマイナーアップデート版は、性能がかなり良いということで話題になっています。
性能だけで見ると、Gemini 4がかなりのもので、アメリカの三つの企業が引き続きリードしています。
ただ、今は性能を追う開発と、安さを追う開発の二軸に完全に分かれてきた印象があります。
中国勢にとっては、良いものをいかに安く出すかが一つの鍵になっています。
もちろんアメリカの企業もそれは分かっていて、今回のOpus 5.5もかなり安い金額で出されています。
一方、中国のKimiや今回のDeepSeekは、値段を下げたうえで軽量化も進めています。
下手をすると自分のパソコンでもローカルで動かせるレベルの軽さで、そこも含めて話題になっているようです。
半導体株とローカルAIの行方
もしかしたらという話ですが、週明けの株価は結構下がりそうな気配があります。
半導体まわりが今下がっているという話もあり、月曜日は相当下がる可能性もあります。
これをDeepSeekショックだと言うつもりはありませんが、ここには一種の天秤があると思っています。
良い半導体を開発すれば良いAIができるという需要がある一方で、軽くて性能の良い開発が進めば、高額な半導体に頼らなくてもよくなります。
今のようにみんなで半導体を取り合う状況がいつまで続くのかは、一つの見どころだと思います。
利用者としては安いAIが出てくるのはありがたいですが、投資の面では下がると困るところもあり、どう見るかは難しいところです。
長期的には成長するジャンルだと思いますが、短期的にはジェットコースターのような動きになるでしょう。
ローカルAIについては、僕も今年一瞬興味を持ちましたが、実際には今もやっていません。
性能面もあって、他のAIに任せた方がいいと考えているからです。
ただ、安いローカルのAIをうまく組み合わせて良いものを作るという考え方は、確かにあると思います。
企業ではAIの利用費が大きく上がって問題になっているという話も聞きます。
ローカルで動かせば、どんな機密情報でも扱えるので、その方が安全だという考え方も分からなくはありません。
ローカルAIは、来年以降さらに重要なキーワードになると思います。
安くて性能の良いAIは、バックグラウンドの部分で使われていくのではないでしょうか。
中国のAIを毛嫌いしている人もいるかもしれませんが、知らず知らずのうちに自分も使っていたということは、往々にしてあり得ます。
来年は安さ競争に注目が集まる
DeepSeekとMoonshotのKimiに関しては、中国が一歩出ている感じがあります。
安くて良いものを出すことに加えて、Fable級にいつ迫るかも気になるところです。
目安として九か月と言われていて、Fableが出たのは七月なので、来年の春ごろになります。
その頃には、今年の夏のFable級のものが本当に出てくるかもしれません。
今回のDeepSeekも、Opus 5に迫る性能を超激安で出しているという話です。
Fableは一人一人が相当なお金をかけて使うものでしたが、それが数百円ほどで動くようになったら、世の中はどうなるのだろうと思います。
今年はFableの登場で性能競争に注目が集まりましたが、来年あたりは安さ競争に注目が集まるのではないでしょうか。
アメリカの会社も含めて、どんな動きになるのかが楽しみです。
DeepSeekのマイナーアップデート版が相当優秀だという話から、今回はこんなことをお話ししました。
また次回も聞いてください。