これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです

今年は「エルニーニョ現象」が発生しているというニュースをよく耳にします。

一般的に、日本においてエルニーニョ現象が発生すると、太平洋高気圧の張り出しが弱まり「冷夏」になりやすく、逆に冬は「暖冬」になりやすいと言われています。しかし今年は、エルニーニョが発生しているにもかかわらず「夏は猛暑になる」という、一見すると矛盾したような予報が出ていて、実際にここまではかなり暑い日が続いていました。

(※ファクトチェック補足:2026年の気象庁やNOAA(アメリカ海洋大気庁)の予測によると、今年のエルニーニョ現象は非常に強力な「スーパーエルニーニョ」に発展する可能性が高いとされています。エルニーニョ単体では冷夏傾向になりますが、近年は地球温暖化によるベースの気温上昇や、インド洋の海面水温の変化(ダイポールモード現象など)が複雑に絡み合うため、エルニーニョ下でも日本が猛暑になるという特異な気象パターンが増えています。)

「スーパーエルニーニョ」がもたらす影響

気象の専門家ではないので完璧な解説はできませんが、エルニーニョ現象というのは遠く離れた太平洋赤道域(ペルー沖など)の海面水温が高くなることで起こる「地球規模の現象」です。海と大気はすべて繋がっているので、その遠くの海の温度変化が巡り巡って世界中の気候に多大な影響を与えます。

そして今年は、そのエルニーニョ現象の度合いが過去最大クラスになる「スーパーエルニーニョ」になる確率が高いと報じられています。

これによって、残りの夏がどうなるのか。40度を超えるような「酷暑日」が続くのか、それとも今の涼しさがこのまま定着するのかは分かりませんが、世界的な異常気象による農作物への影響などは少し心配なところです。極端に暑すぎたり寒すぎたりせず、やはり「普通」が一番良いのですが、地球規模の大きなサイクルには人間は逆らえません。

今年の冬は「暖冬」になるのか?

そして、個人的に一番気になっているのは「今年の冬の寒さ」です。

僕は暑いのも苦手ですが、何よりも「寒い」のが大の苦手です。寒すぎると頭の回転も止まってしまい、仕事の生産性が著しく下がってしまうからです。

もし、このスーパーエルニーニョの影響がセオリー通りに日本の冬に現れるのであれば、今年の冬は「暖冬」になる可能性が高いはずです。農業や環境への影響を考えると「暖冬なら手放しで喜んでいい」というわけではありませんが、一人の人間としては、程よい寒さで過ごしやすい冬になってくれると本当に助かります。

ここ10年ほどは、夏は猛暑で冬は極寒になる「ラニーニャ現象」が続いていた印象が強いので、久しぶりの強力なエルニーニョ現象が日本の秋冬にどう影響してくるのか、注意深く見守りたいと思います。

とはいえ、自然の気まぐれで明日にはまた40度近い猛暑が戻ってくるかもしれませんので、皆さんも引き続き体調管理には気をつけてお過ごしください。