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スマホやSNSへの依存について、最近のニュースを見て感じたことを話した回です。
ドーパミンに強く引き寄せられる「ドーパ漬け」とも言える状態が、日本だけでなく世界的な問題になっているようです。
僕らの世代の中毒とは質が違うのではないか、という実感も含めて、考えたことをまとめます。

若い世代で起きている異変

最近、ドーパ漬けという言葉をちょこちょこ話題にしています。
どうやらこれは日本だけの話ではなく、世界的な社会問題になっているようです。

僕らの世代も、子供の頃から携帯電話やインターネットに触れてきました。
チャットをしたり、ウェブサーフィンをしたり、YouTubeを流しっぱなしにしたりすることは、普通にありました。
そのため、SNS中毒の人が増えているというニュースを見ても、そんなものは昔からあったのではないかと、何となく思っていました。

ところが、最近の若い世代は、その域をはっきり超えているようです。
1日24時間のうち半分近くをスマホを見て過ごしている人もいますし、SNSから離れられないという声も多く聞きます。

刺激を求め続ける脳

その理由として挙げられているのが、ドーパミンです。
脳が刺激を求め続けてしまうわけです。

SNSやスマホの中毒という言葉は昔からありました。
しかし今は、比喩ではなく、本当の意味で中毒になっているのだと思います。
画面を見ることで脳内に何らかの物質が出て満たされる、ある種のドラッグのような状態です。

ドーパミンは脳の報酬系に関わる神経伝達物質です。
スマホそのものが物質を出すわけではなく、通知や次々に流れる動画といった予測しにくい刺激が、ドーパミンの働きを繰り返し引き出すと言われています。
ですから、スマホを断つことがとても難しいのも、うなずける話です。

僕の世代の頃の問題は、どちらかと言えば、LINEの返事をすぐ返さないと仲間はずれにされる、といった人間関係の不安から来るものでした。
正確には僕らより下の世代の話ですが、10年ほど前にそうしたニュースが多かったのを覚えています。
今の問題は、それよりさらに一歩上の、中毒性そのものにあるように感じます。

広がる規制と、その狙い

世界的にも、未成年のスマホ利用を規制する動きが出てきています。
この動きの理由として、僕は犯罪への接触が主なものだと思っていました。
悪意のある人が未成年に近づくことや、フェイクニュースを真に受けて偏った方向へ傾いてしまうことへの対策だと考えていたのです。

しかし、もしかするとそれだけではなく、中毒性の高いものを断ち切るという狙いも含まれているのかもしれません。
実際、オーストラリアが16歳未満のSNS利用を法律で制限するなど、年齢による利用制限は各国で進んでいます。

ただ、これだけ情報があふれる時代では、規制は簡単ではありません。
中毒の状態にある人からスマホを取り上げれば、ひどく動揺してしまうのではないかとも思います。

締めに

刺激につい手が伸びてしまう気持ちは、僕にも分かります。
けれども今は、その気持ちが分かるというレベルを、はるかに超えているのだと思います。
子どもは中毒に陥りやすいという面もあるのでしょう。

僕自身は、あまり若い世代のことを知らないので、なるほどと思いながらニュースを見ました。
今の若い世代は、僕らの頃とは違う種類の問題の中にいるのだと、考えさせられた回でした。