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最近、PayPay証券でエラーが起きて長く止まっていたというニュースがありました。
この回では、それをきっかけに、不正アクセスが増える中で資産やデータを守ることがいかに難しいかについて話しました。
証券会社やゲーム、Web3、コールドウォレットの話を通して、何が安全なのか分からなくなる感覚をお話ししています。

金融機関とAI時代のセキュリティ

不正アクセスが多い昨今、こうしたニュースを見るとやはりヒヤッとします。
以前、どこの証券会社だったか忘れてしまいましたが、不正アクセスで勝手に株を売られたという話がありました。
あれはおそらくユーザー側からハッキングされて、証券口座に入られてしまったものだと思います。
もし証券会社全体のシステムに入られて、ユーザーの資産を勝手に動かされるようなことになれば、それこそ地獄です。
人様の資金を扱う金融機関のセキュリティは相当に高いはずなので、そんなことはないと信じたいです。
ただ、AIが発展している今は、何が起きるか分からないとも感じます。

今はまだ起きていないとしても、今年で終わるとは思えません。
来年、再来年とAIが進化するにつれて、こうした事件はどんどん増えていくはずです。
AIが進化すれば守る側も強くなりますが、こういうものは守るより攻める側のほうが強いものです。
セキュリティは今後の大きな課題になりますし、これは金融機関だけでなく、あらゆる分野に通じる話だと思います。

資産やデータが奪われる怖さ

お金に限らず、たとえばゲームでも同じです。
ゲーム会社が身代金を要求され、払わなければ情報を漏らすと脅される話はよくあります。
これが、払わなければユーザーのセーブデータを消すという話になったら、大変なことになります。
ゲーム会社も当然対策はしているはずなので、いたずらに不安を煽るつもりはありません。
それでも、今はメールアドレスや名前、パスワードが漏れていますが、本当に恐ろしいのは、資産に直接関わるものが奪われたり消されたりすることです。
ゲームのデータもユーザーにとっては資産です。
僕がずっと遊んでいるゲームのセーブデータが消されると考えただけで、ぞっとします。

ブロックチェーンも絶対ではない

ブロックチェーンで管理しているWeb3の資産は、仕組みとしては簡単にハッキングできません。
もちろん、自分のスマホやパソコンがハッキングされたら意味がないという話はその通りです。
それでも、BitcoinやNFTを現物で持っているほうが、まだ安心なのかもしれないと思っていました。

ところが最近、有名なコールドウォレットに悪いものが仕込まれていて、Bitcoinが盗まれたという話がありました。
ウォレットといえば、MetaMaskのようにインターネットにつなぐものが普通ですが、それを物理的な機器に入れるのがコールドウォレットです。
盗まれないようにそれを買って資産を入れたのに、代理店が別の国の何者かに買収され、そこから盗まれたのではないか、という恐ろしい話でした。
ブロックチェーンだから安心というのは確かにありますが、人間のミスや仕込まれたものがあれば、結局盗まれるものは盗まれてしまいます。

そうなると、何が安全なのかよく分からなくなります。
インターネット上に置くからこそ、火事や津波が来ても資産が守られるという面はあります。
しかし、ここまで来ると金の延べ棒にして金庫に入れるような話になってしまい、それも本末転倒です。
資産を管理することがいかに難しいかを、改めて感じさせられる昨今のハッキングです。

締めに

PayPayの障害については、ハッキングが原因という報道があったわけではありません。
僕が勝手にヒヤッとしただけですので、その点はご容赦ください。
何の結論もない話で恐縮ですが、お互い気をつけましょうと言っても、どう気をつければいいのか僕にも分かりません。
今年の年末から来年、再来年にかけても、こうした恐ろしい事件が起きるかもしれません。
ネガティブなところも含めて、この変化をしっかり見届けていきたいと思っています。