気になっていたWindows10Xは開発停止だけども通常版Windows 10に統合へ


前にもブログで触れたPC用の新OS「Windows 10X」が、どうやら開発中止になってしまったようです。

残念!

「Windows10X」開発中止か 10X用に開発された機能は通常版へ – ライブドアニュース

まぁでも仕方なし。

Windows10Xに需要はなかった?

Windows 10をベースにつくられた10XというOSですが、Chrome OSのようにシンプルで軽量化されたOSとなっているようだ、ということで、けっこう注目していました。

古いPCや低スペックPCでもサクサク動かすことができるOSは今後とても重要になります。

途上国、貧困層の人でも少しでもPCに触れることができることができると、ネットを通じて仕事もできますし、情報発信もできるようになります。そこからなにか生まれてくるものもあるということで、なによりも安いPCと安いソフト、安いインターネット回線が必要になります。

しかしこのWindows 10Xですが、記事にはこうあります。

開発中止の理由は、Windows 10Xをを試用した人の多くが機能そのものは気に入ったものの、通常のWindowsとは異なるOSでそれらの機能を使うことにさほど喜んでいなかったとも伝えられています。

https://news.livedoor.com/article/detail/20162711/

なるほど、まぁ実際に自分が使ったとしても、それなら普通のWindowsでいいじゃんって話なんですよね。

通常版のWindows 10に統合へ

このWindows 10Xの概念や設計は、そのまま通常のWindowsに組み込まれることになるようです。

より簡略化されたものを使いたければそれを使ってくれ、普通のを使いたい人はそれを使ってくれ、ということのようです。

もともと低スペックPCのために開発されたOSでもありませんからね。

そもそもWindows自体がそこそこ低スペックなPCでもちゃんと動きますし、なになに用とか分けるよりも、一つでオールマイティにカバーできるという発想のほうが、今のWindowsの考え方に近いのかもしれません。

この新インターフェース、ちょっとどんなもんか興味ありますね。使えるようになったら早速試してみたいと思います。