ネット上にドメインという概念ができたのは、1980年代のころ。
まだ世の中にはインターネットが普及する前ですね。
あれから40年、インターネットが当たり前のように使われる世の中になり、ドメインもまた一般化するようにはなってきています。
ドメインの重要性
00年代あたりはドメインの価値がなにかと重要視されるようになります。
しかし近年はそこまででもないかなという印象も。
というのも、情報源としてオフィシャルサイトと同じように、各種SNSの公式アカウントの威力もまた強くなってきているからです。
最近はオフィシャルサイトを持たない人たちも増えていますよね。
また、2010年代以降はスマホがインターネットを利用するためのツールとして大部分を占めるようになります。
PCでのアクセスと違い、スマホはブラウザベースではなくアプリベースでの利用を意識することが多く、そうなるとネットを使うといってもブラウザを使うよりかは、アプリを使うようになります。
SNSとは相性がよく、アカウント名が重要で、ドメインの感覚はそこにはありません。
スマホでもブラウザはありますが、インターフェースの設計からなのか、慣れの問題なのか、そこまでドメインを意識しなくなってきているなぁとも感じています。
ネットの形はその時代に応じて変わっていくものだと思いますので、ドメインの重要性が今後どうなっていくのかなとは思っています。
100年続くドメイン
とはいえ、ネットの基本は分散型の情報が飛び交うものですので、基礎に立ち戻れは絶対にドメインという概念は必要なはずです。
そうしないと、自分のアクセスしたい情報がどこにあるのかわかりにくくなってしまいますからね。
そういう意味では、重要性は変わろうともドメインという概念は続き、今あるドメインを末永く維持する努力が必要にもなります。
WordPressが100年プランというものを発表しました。
金額もなかなかですが、100年もあれば当面はドメインを気にしなくてもよさそうです。
アヤノ.メもこれに加入すれば長く維持することもできそうですが。
100年後のネットの姿ってどうなってるんでしょうね。
この40年でもかなり様変わりしましたし、想像もつかないですね。