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ドメインに公共性はあるのか


ホームページには必ずドメインがあります。

ドメインというのは、ホームページのアドレスのようなものです。これがなければホームページへたどり着けません。

ドメインというのは勝手に好きなものを取れるのではなく、ちゃんと管理しているところがあり、そこに申請しないといけません。もちろん有料ですので、お金を払い続けなければ維持することはできません。

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ドメインを使った悪用も

インターネットが普及して数十年、多くのドメインが取得されました。いったいいくつくらいあるのでしょうね。

ここのところ、ドメインに関してのニュースが相次いでいます。

森元首相の旧サイト別物に=中古ドメイン、第三者取得―専門家は犯罪利用の危険指摘(時事通信) – Yahoo!ニュース

NHK関連ドメイン競売に=サイト閉鎖後も悪用の恐れ-グループ7団体にリンク:時事ドットコム

一つ目は、森喜朗元首相のオフィシャルホームページが別物になったというニュースです。アクセスしてみると、たしかに別サイトになってますね。更新されなくなったドメインを誰かが取得したのでしょう。もう一つはNHKの関連ドメインが競売にかけられており、誰でも取得可能な状態になっているというニュースです。アクセスすれば競売に参加可能です。18日の19時まで入札可能みたいです。どれくらいまで金額は上がるのでしょう。そして誰が取得するのでしょうか。

nhk-grp.jp このドメインはオークション中です。

No Description

この二つのニュースの意味するところは、こういったドメインを使って悪用もあり得ることを示唆しています。

迷惑メールで、たとえばあなたのLINEが乗っ取られました、という内容のメールが「line_info.com」みたいなちょっとLINEから送られてきた風のところから届いたり、そこにリンクが貼ってあると、ちょっとオフィシャルから来た本物っぽくなります。まぁ勘のいい人はそれが怪しいとするわかるわけなんですが、わからない人も多いかと思います。

今回の話はそこに、さらに実際にかつて使われたドメインであるということです。実際に今もオフィシャルなホームページのどこかにリンクがある可能性もあります。そうなると、相手は本物だと思ってそこにアクセスしてしまうことになります。そこがまたややこしくなっています。

公共物としてのドメイン

ドメインというのは住所みたいなものです。住所に公共性があるかというと、あるとは言い切れませんね。例えば「舞浜1-1」はディズニーランドです。将来的にディズニーランドが移転するなりなくなるなりしたとして、舞浜1-1の住所に別の建物ができるとします。悪い人がそこを買うかもしれませんが、舞浜1-1がディズニーランドと認識している人は少数派でしょう。ですが、住所に「千葉県ディズニーランド」と書いてあり、それで仮に手紙が届くようなイメージがインターネットでいうところのドメインに近い感覚ですね。それで「千葉県ディズニーランド」で手紙が届く権利が競売にかけられているようなイメージです。

森喜朗元首相もNHKも、ドメインを維持し続けるためには常に管理をしなくてはなりません。ですが、正直なところ必要のなくなったサイトにお金を払い続けるというのも変な話です。

その一方で、ドメインというもの自体にも公共性がある側面もあるのかなとも思います。特に首相経験者だったりNHKレベルともなると。このあたりが難しいところではあります。

インターネットが普及し数十年、こういったこともこれから先増えていくかもしれませんね。悪意のある人が落札しないことを祈るのみです。

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