バンドマンは注意?あれはOK!あれはNG!面白い歌詞の世界


けっこう前の話なんですけど、Twitterのまとめで話題になってておもしろいなと思ったのですが、歌詞にでてくる時間をまとめてランキングにしたものがありました。

日本の歌の詞に登場する時刻を調べた結果がめっちゃ面白い「これずっと思ってた!」「最も多いのは午前2時か」

こういう考え方をしたことがなかったのですが、なかなか興味深いデータです。

日本の歌でよく登場する時間

ランキングはこちらです。

白樺香澄@封印されし雪の大地 on Twitter

「一番”歌われてる”時刻って『午前2時』じゃない?天体観測とか炉心融解とか」って話をしたので歌詞検索で調べてみたら圧倒的に午前2時だった。 日本で「歌詞」に最も多く登場する時刻は午前2時で、一番出てこないのは午前11時。

一番出てくる時間は深夜2時、そのあと深夜3時、0時と続き、なんと上位6位まですべて深夜、早朝の時間帯になります。

まぁ深夜になるといろいろな感情がでてくるということでこういったランキングなのでしょうか。

逆にでてこないのは午前11時と午後1時ということになります。キリのいい正午はもっとランキングが上なので、中途半端な位置なのでしょう。時間と聞いてパッと出てきたのは「東京は夜の7時」なんですが、他にもいろいろありそうです。

ちなみに摩天楼オペラの楽曲には早朝の午前6時が登場する曲があります。他にもあったかな?

興味深い歌詞の世界

歌詞にはいろいろな固有名詞が登場することがあります。

道路の名前なんかたまに出てきますよね。国道246号線や環状8号線、環状7号線とかしばしば見かけます。ミュージシャンがよく住んでるのかな?そういえば「宮益坂の憂鬱」っていう曲もありますしね。

具体的な固有名詞が出てくると、歌詞にもぐっとリアリティがでてきますね。

地名もよく見かけますが、やはり東京が多いかもしれません。

ただ、歌詞の中で固有名詞を入れる場合には、一応きわどいラインがあります。

それを明確に意識させられたのが、aikoさんの歌詞に出てくる「テトラポット」というキーワードでした。海岸などによくある「消波ブロック」をテトラボッドといいますが、実はあれは商標登録されている商品名なんですね。それで歌詞に出てくるわけで、テレビなどで歌っていいのか、と少し問題になったのです。実際には歌詞には「テトラポット」とあって微妙に違ったからOKだったなんて話もありますが、本当なのでしょうか。そもそもテトラボッドって商標なんですね。てっきりそういうものなのかと思ってました。

歌詞ではないですけど、宅急便と宅配便の違いもそうです。宅急便はヤマト運輸の商標です。じゃあ魔女の宅急便はどうなの?あれは許可をもらってるみたいです。ヤマト運輸としては文句をいってイメージが下がるよりも便乗したほうがおいしいという判断だったのでしょう。

ちなみに書籍や映画のタイトルは商標の範囲ではないという話もありますが、この辺りはちょっと調べが足りないのでよくわかりません。

ちなみに人名でもそうで、歌詞にマイケルとかでていても、マイケルジャクソン以外にもよくある名前なのでOKのようです。マイケルジャクソンだとアウトかもしれません。じゃあ聖徳太子だと?どうなんでしょうね。

もう少し調べたらいろいろなことが出てきそうです。

なかなか興味深い歌詞の世界。バンドマンの方は商標にひっかからないように気を付けてくださいね。