また税金取るの?インターネット税の真相とは!


生きている限りはたくさんの税金がかかり、何をしてもお金がなくなっていきます。

そんな日々の生活ではありますが、なんとインターネット税なるものが登場しているとか。

インターネット税とは

先日、総務省が「次世代通信規格「5G」の基盤となる光ファイバー回線を全国的に維持する負担金制度をつくる」という旨の報道がありました。

結論から先に言いますと、総務省としてはこの報道はフェイクニュースであると述べています。

具体的には、携帯電話会社やネットのプロバイダ会社の毎月の引き落としに上乗せされる形となる方向です。

そんなことするなら4Gのままでいいよ!なんて声も聞こえてきそうですが、地方の5G整備にはどうしても負担がかかってしまうことですので、まぁこういうことになるのもわからないでもない気もします。

気になる金額ですが、月に数円程度と見られています。もちろんまだわかりませんけどね。まぁそれくらいならそこまでの負担ではないですけど、家族の人数が多く契約回線数がトータルで増えるならば、まぁチリツモってところもでるでしょうが、将来的に値上がりしていったら嫌な感じですね。

2024年ごろには徴収される見込みのようですが、どうなることでしょうか。

ユニバーサルサービス料ってのもあるけど

さて、このインターネット税に関するニュースをみて、ユニバーサルサービス料をイメージした方も多いのではないでしょうか。実は総務省としては、このユニバーサルサービス料の見直しを検討した、というところから広がって今回のフェイクニュースとつながったようです。

ユニバーサルサービス料というのは、同じように携帯電話に加入している人がみんな払っているお金です。知らない、っていう人もいるかもしれませんが、そんなあなたもしっかり毎月払ってます。毎月の携帯電話の料金に、ちゃんと明細に書いてあるので見ておいてくださいね。毎月2円とか、それくらいだったはずです。

このユニバーサルサービス料ですが、目的は同じような感じで、緊急電話や公衆電話など公共の施設のために使うお金として徴収され、NTTに支払われているのです。

まぁ早い話が、もうすでにみんなインターネット税に近いものを払っているようなものです。その用途がもう少し広がるということなのかなというところで、目くじら立てるような話でもないかなと思います。

今回はインターネット税という言葉もトレンド入りし、中には1000円取るなんてめちゃくちゃなうわさ話も飛び出しましたが、フェイクニュースにフェイクニュースが乗っかった感じで大きくなっていった話みたいですね。