日本でも高齢者を対象に、ようやくワクチン接種がスタートしました。
外国に比べるとペースは遅いですが、ここからの課題は、必要なワクチンを確保すること、そしてスムーズにどう打っていくかです。
ワクチン接種がスタート
ワクチン接種には、予約が必要です。
予約するのも一苦労ですが、これは仕方ありません。
今回、予約しないで会場を訪れた人もいたようですが、残念ながら予約しないでいっても受けられません。
また、予約しても来なかった方もいるそうです。
その場合、その人のために打つ予定だったワクチンは破棄されます。
新型コロナのワクチン5回分を廃棄 原因は予約のキャンセル – ライブドアニュース
もったいないような気もします。それならば予約しないで会場に行った人に打てばいいのに、と。
しかし、これも致し方ありません。そうしないと、摂取会場に人が集まってしまいますからね。
予約はサイト予約と電話予約があります。
電話は、回線はパンパンとも聞きます。自治体にもよるかもしれませんが。
サイト予約が一番いいですね。周りのサポートも必要です。
LINEでの予約については、今の段階ではまだできないようですね。
日本のワクチンはファイザー製から
報道ではどこどこの国が作ったワクチンが、どこの会社が作ったワクチンが、と世界中の情報がごっちゃになっています。
少し整理すると、今の段階で日本で打つことができるのは、ファイザーという製薬会社が作ったものです。
アメリカの歴史のある製薬会社で、世界で2位の医薬品売上を誇る大きな会社です。
日本で接種が遅れている理由の一つに、認可しているワクチンがこれしかないということもあります。
このあたり、日本は慎重です。
現在、この他にモデルナという会社と、アストラゼネカという会社のワクチンを審査中です。
アストラゼネカ製については血栓ができるという副反応が世界では確認されており、こういった情報が認可に影響がでるかどうかも、今後のワクチン接種のペースに影響しそうです。
問題なければ、5月中にも認可が下りるのではないかという見方もあります。
世界には多くの会社がワクチン製造を行っており、WHOは多くのワクチンを承認しています。もしかしたら、今後日本でもさらに多くの会社のワクチンを打てるようになるかもしれませんが、やはりこういったところは良くも悪くも慎重な国ですので、少し時間はかかりそうです。
会社によって仕組みが違う
このワクチンですが、会社によって微妙に仕組みも違うようです。また必要な打つ回数も異なります。
今後はさらに多くのワクチンが登場すると思われますが、同じワクチンという言葉だけでひとくくりにするのではなく、それぞれの会社がどういった仕組みのワクチンなのか、それにともなく副反応も会社によって違うでしょうし、ちゃんと情報を追っていかないといけませんね。
まぁそういった意味でも、今の日本はまだファイザー製のものしか打てないわけですから、迷わなくてある意味いいのかもしれませんけども。
日本でもようやくスタートしたワクチン接種。もう3,4か月もすれば、みなさんの周りの高齢者の方も早い方は順番が回ってくるかもしれません。
僕らが打つか打たないかの心配をするのは、いつ頃になるのでしょうね。