共通テストで問題流出!IT化するカンニングをどう防ぐのか


こちら前にVoicyでも触れた話です。

共通テストで行われた不正行為ということですが、あれからさらに別件が明らかになりました。

共通テストで問題流出

今回の共通テストで、問題が流出していたことが発覚しました。

事の経緯は捜査中で、もう少しいろいろなことがわかってくると思います。

しかし事実として、リアルタイムで問題が流出したこと、それを解答した人がいたことが明らかになっています。

【独自】大学共通テスト問題流出「手貸してたら…恐ろしい」依頼断った東大生が証言…解答すれば罪になる?(FNNプライムオンライン) – Yahoo!ニュース

ポイントは二つあります。

まず、どうやって流出したか。そして中間業者は誰か、ということです。

IT化の波を抑えることができない試験

今回どうやって撮影したかはまだ明らかになっていませんが、今後はますます難しくなってくるでしょう。

もうすでに超小型なカメラは存在していますし、ワイヤレスイヤホンもありますし。

見た目は完全に眼鏡の、眼鏡型デバイス。

見た目は完全に腕時計な、スマートウォッチ。

どうやって見抜くことができるのでしょうか。

全員裸で試験を受けろ、みたいな話にでもならない限り、防ぐことはできないでしょう。

今回の手口はアレだけども

今回の手口は、家庭教師紹介サイトを使ってのことで、家庭教師の能力を知るためにテストを受けてほしい、ということでの依頼だったそうです。

今回は問題を解いた人が東大生で、それが今行われている共通テストだという説明はなかったようです。

もちろん、わかった上で協力していたら、偽計業務妨害罪にあたります。

その依頼が来た東大生からの告発で明らかになりました。

それほど練られた犯罪でもなさそうで、依頼主もすぐに明らかになるでしょう。

※27日午後に出頭したという報道もありました。

しかしこれ、もっと大掛かりにもできますよね。

試験を撮影する専門の人、それをまとめる人、問題を解く人、受験生に伝える人、と役割分担をすることもできます。

受験生には小型イヤホンで伝えるって感じでしょうかね。

まぁリスクのある犯罪でもありますが、組織化すれば日本全国で不正行為もできてしまいます。

テクノロジーの進化で、いろんなことができちゃいます。

どうやって不正行為を見抜いていくのか。来年以降も続きそうですね。