プラテネスという漫画があります。
現在アニメの再放送をしているようで、こちらがインターネットで大きな話題となっています。
スペースデブリとプラテネスへの批判
プラテネスがどういう話なのかを簡単に説明すると、宇宙に関する作品です。
けっこう前の作品で、自分も漫画版は読んだことがあります。
でもそれもけっこう前の話ですけどね。
内容はスペースデブリに関する話で、宇宙の掃除屋さん、というようなものがテーマです。
宇宙には人間が出した大量のごみがあり、それを掃除するというところなんですが、そのごみのことをスペースデブリといいます。
スペースデブリは、もう使わなくなった人工衛星などがそれにあたります。
プラテネスはもちろんフィクションですが、スペースデブリの問題は実際にあります。
実際に宇宙空間で衝突したこともありますし、宇宙遊泳している際にうっかりそれが身体に当たってしまったら、大変なことになります。
宇宙空間ではお互いにすさまじいスピードで動いているわけで、なにかが起きたら大事故です。
どこを批判しているのか
今回の批判から、フィクションだからいいだろうという考え方と、フィクションでもダメという考え方の両方がでています。
なぜダメなのかというと、実際に人工衛星やロケットの開発をしている人に言わせてみれば、その人たちが将来のスペースデブリを増やしてしまうような印象になってしまうからです。
たしかに、自分自身もスペースデブリに関しての印象はこのプラテネスから得たものが多いです。
将来的にはごみだらけになってしまうように思ってました。
まさにこちらのツイートにでてくる画像のイメージがありました。
ですが、このツイートには続きがありまして
なるほど、たしかに誇張されているようにも思えます。
宇宙開発の仕事をしている人に言わせてみれば、たしかにいい迷惑というのもわかる気もします。
ちなみに最初に批判したのはこの方ではなく、別の専門家の方です。
フィクションの考え方
とはいえ、漫画はフィクションだらけです。
それこそキャプテン翼やテニスの王子様など、リアルな題材を扱っている作品ですが、それがリアルではありえないことは読み手は自然とわかります。
音楽関係の作品などもそうです。医療関係もそうですね。
宇宙開発でもそうで許容範囲なような気もしますけども、あまり世間から認知されていない分野だからこそ、誤解が増えてしまうことを危惧した批判だったのかなと思います。
フィクションだからいいだろ!とはならない、絶妙のテーマだったということでしょうね。