信号機といえば、懐かしい童謡がながれる、というのは昔の思い出かもしれません。
みなさんのお近くではいかがですか?
信号機から音が出る理由
信号機から音がでる話は、京都での講義でも話をします。
早い話が、視覚障害を持っている人も安心して移動できるようにするためです。
昔は音楽でしたが、近年は「ぴよぴよ」「カッコー」に置き換えられつつあります。
大きな交差点の場合、どちらの方向が青なのか明確にわかるようにという意図です。
これだと「ぴよぴよカッコー」の合わせ技で、両方青ですよもわかりやすいですからね。
しかし今後は、この音にも変化が起きそうです。
ハイテク信号は音が出ない
こちらの記事によると、スマホ経由で歩行者に状況を伝えるシステムなどもあるようです。
最近はこの信号の音すらも騒音問題になっているようで。
歩行者にとっても、視界情報を可能な限りイヤホンなどを通じて教えてくれる方が安心なのかもしれません。
そのうち眼鏡型のスマートグラスが常に歩行者の視界をサポートし、多くの情報をイヤホンなどを通じて伝達するような仕組みなんかもできるかもしれません。
今だからってところもあるでしょうが「通りゃんせ」などが聴けなくなるのも寂しい話です。
しかし街の音風景というのはこれまでもけっこう変わっているんですよね。
時代の変化とともに変わる音風景、騒音問題や各種技術向上により、今後はもっと静かになるのかもしれません。