高校野球で誤審騒動、ビデオ判定の導入は可能か


先日の高校野球神奈川大会決勝で、誤審騒ぎがありました。

たしかにリプレイを見るとショート緒方選手はしっかりと足を引っかけているため、アウトのようにも思えます。ただまぁきわどいシーンでもありますが。

プレーの質が高いからこそ生まれてしまった誤審ともいえるかもしれません。

ビデオ判定の導入

今回の件で、ビデオ判定の導入について声が上がっています。

決勝レベルにもなれば多くのカメラが中継のために入っているので、映像素材には困らないのでは、という意見もあります。

横浜が世紀の誤審疑惑で慶応に大逆転負け…甲子園と地方決勝だけでも高校野球「リプレイ検証」を(日刊ゲンダイDIGITAL) – Yahoo!ニュース

実際にプロ野球の試合でも、そのまま中継用のカメラでリプレイ検証していますしね。

しかしそう簡単な話でもない

しかし、そう簡単な話でもないのがスポーツの難しいところ。

DAZNで中継されている試合がすべてビデオ判定があるかというと、そういうわけでもありません。

サッカーなんかも、DAZNの映像を見ればわかるじゃん!ってシーンでもダメですからね。

ただ、こういった件から、いろいろと議論が進むのは悪いことではありません。

ビデオ判定導入は、選手、お客さん、審判それぞれにメリットがあります。

なにかできる範囲でこれが可能になればいいなぁとは思います。

実際にJリーグでは、すさまじい誤審があったことをきっかけに前倒しして導入されたいきさつもあります。

技術の向上も進んでいますので、スムーズな試合展開を阻害せずビデオ判定を導入する仕組みなどもできたらいいなと思います。

さすがに高校野球の話だと、さすがに準決勝以降くらいじゃないと難しいでしょうけどもね。

やるなら全試合でやれよという話にもなりそうで、まだまだ議論の余地はありそうです。

それにしても、あの決勝戦はすさまじい展開でした。

緒方選手は甲子園を逃したのは残念でしたが、ぜひプロ野球で活躍してもらいたいものです。