USB-Cの次はここか!スマホのバッテリーは簡単に交換できるようにするべき?


iPhoneのUSB-C対応は、ヨーロッパの厳しい規制により成立したとも言えます。

次なる論点はこちらです。

https://twitter.com/opera_ayame/status/1693470232835498225

バッテリー問題

昔を思い出していただきたいのですが、昔のノートPCや携帯電話はバッテリーを取り外すことができましたよね。

しかし近年の製品は、自分で取り換えるのがとても困難です。

EUが次に規制をかけるポイントはここになりそうです。

EUとしては、交換を困難にさせることで交換料金を高くしたり、機種変更を促したりしていると指摘するわけです。

自分で交換できると安く済ませられますが、デメリットもあります。

パソコンもスマホも、小型化が進み中身がとても複雑になってきています。

自分で交換できるようになるというのは、そこをある程度簡略化させることが必要です。

その結果、これらの機種が大型化したり、防塵や防水がこれまで通りにいかない可能性もあります。

EUの厳しさ

ヨーロッパにはヨーロッパの文化や考え方があります。

90年代後半からネット主流の社会になり、世界規模でお金、情報が動くようになりました。

その影響を巻き戻すかのように、近年はEUはそういった動きにただ乗るだけではなく、EUらしい規制も必要に応じてかけるようになってきています。

プライバシー保護、USB-C、ネットフリックス規制などもこれにあたります。

また、最近だとAI禁止の動きもでてきていますよね。

今回のバッテリーの件もまさにそれにあたるところかなと思います。

ただUSB-Cもそうですが、バッテリーに関してもEUだけ特別にとはいきません。

USB-Cについては対応したわけですが、バッテリーについてはどこまで対応できるでしょうか。