給付金4630万円事件。
今回の容疑者は、もともとそこに住んでいた方ではなく、移住してきた住民だったようです。
空き家バンク
現在、日本には多くの空き家があります。
この空き家を有効活用しようということで、空き家バンクを活用している自治体は多いです。
今回の事件でも、空き家バンクを使って住んでいる人だったようですね。
自治体が空き家を管理し、それを誰かに貸すなり売るなりするというものになっています。
自治体としては空き家の有効活用のほか、移住者を増やせ活性化に繋げることができます。
地方移住に関しては今後はたしかに増えるかなとも思っており、空き家バンク制度はこれからも増えていくことでしょう。
支援金制度
さらに、自治体によっては地方移住により支援金を出すところがあります。
これは自治体によって違うのですが、移住してそこで起業、もしくは就業したら何百万円とか、そういった形です。
他にも子供がいたらいくらとか、そういうのもあったような。
あとは、移住したら家がもらえる、補助金がでる、なんてものも。
お金を出すなんてあり得ない、と思う方も多いでしょう。
しかしそれだけ人が増えるというのは重要なことでもあります。
リモートワークの仕事であれば、ネットがあればどこででも生きていけますしね。
今の時代には、一周回ってこういうライフスタイルも定着するようにも思えます。
今回の件
今回の件については、そういう制度を使って移住した若者に大金が行ってしまいました。
なんとも皮肉な話でもあります。
地方移住についてはもちろん歓迎の声もある一方、よそ者が来るわけですから、排他的な感情を抱く人もいることでしょう。
そういった動きが加速しないかだけは少し心配です。