日本は昔からものを大事に扱う文化があります。
ボロボロになった服も、壊れた道具も、工夫しながら長く使う暮らしをしていました。
しかし近代以降は大量生産、大量消費社会へまっしぐら。
まぁこれは日本に限る話ではありませんが。
物を大事に使うリユース文化
しかしインターネットが台頭し個人間でのお金のやり取りやコミュニケーションが活発になると、ここに思わぬ変化が生まれました。
ヤフオクやメルカリといったサービスに人気が集まり、物を個人間で売り買いすることは珍しいことではなくなります。
そうなると、いつか売れるかもしれないから大事に使おうとか、古い物でもいいから欲しいとか、そういった考え方が生まれるようになります。
まぁ今はインフレによる物価高とか、以前は経済危機による景気低迷とか、そういったところもリユース文化を促す要因になっているかもしれませんが。
スマホやPCも長く使う美徳が生まれる
今は半導体不足。
新しい機種を出すも、なかなか眼に見える進化が乏しいスマホやPC業界。
そのような中、同じスマホやPCを長く使う考え方が生まれつつあります。
スマホは特にその傾向が強く現れ、先日発売されたGoogle Pixelシリーズも、長期アップデート保証を打ち出してきました。
iPhoneも近年はその傾向にあり、長く同じ機器を使い続けるという考え方も増えてきています。
昔と違って型落ちの機種でも十分に使えるスペックですので、先述の中古市場も併せてこのあたりは今後も盛り上がっていきそうです。