多様化、というのはこのブログでもよく使う言葉です。今の時代、とりわけ東京を一言で表す言葉としては最適な言葉かもしれません。
仕事もそれぞれ、暮らしもそれぞれ、あらゆる価値観があります。それはもちろん、家探しでもそうです。そのような中で、都心で3畳のワンルームが人気だという記事がありました。
都心で新築・3畳ワンルーム…超コンパクト物件が大人気のワケ(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース
コンパクトな暮らしへ
荷物を極力減らし、コンパクトに暮らすというのも、今の時代にあった暮らしでもあります。結婚しても家財道具が嫁入り道具なんて時代は過去のもの。物に執着する時代でもなくなってきました。洋服や家具もかなり安いものも増え、暮らしに合わせてどんどん消費できる時代でもあります。車も持たない人も増え、コンパクトなライフスタイルも一つの形でもあります。
また、現在は東京の都心部に住もうと考える人が増えています。今までは東京近郊のいわゆるベッドタウンに人気が集まりましたが、もう一度中心地へと関心が高まっているところです。しかし、家賃も高いので、狭く安い家の需要が高まっているのです。戸建てでも一つの土地を複数に分割して細長いタイプのものも増えています。
今回の記事のような3畳の部屋というのも、理にかなっているのかもしれません。
3畳で暮らせるのか?
しかし現実問題として、3畳で暮らせるのでしょうか?3畳というのはなかなかの狭さです。ビジネスホテルでも狭いと感じることがあるので、少しでも荷物があったら邪魔になりそうです。ロフトでもあればまたいいんでしょうけどね。
彩雨さんは比較的広い家を好んで暮らしていますので、3畳というのはなかなか考えられないです。現実的には機材もありますし、ちょっと難しいかもしれません。
ただみなさんが家で仕事をするわけでもないですし、家ではスマホとベッドがあればOK、という人もいるかもしれません。服も安いものをシーズンごとに変えていくスタイルにしてしまえば、そこまで大きな収納スペースも必要ありません。3畳だったら、ベッドとご飯食べる机を置いたら埋まってしまうかもしれません。東京での一人暮らしなら外食中心な方も多いでしょうし、冷蔵庫と電子レンジくらいで十分なのかもしれませんね。
洗濯機についても、最近は月額で使い放題のコインランドリーもあります。必要な家電というのも、少しずつ変わりつつあるのかもしれません。
東京への引っ越しを考えている方は、こんな選択肢も念頭にあるといいかもしれないですね。