ニュースでラーメン1杯800円は高いのか、安いのか、というニュースがありました。
「ラーメン1杯800円は高い?それとも安い?」 世間の声を調査 – ライブドアニュース
高いか安いかというのはとても感覚的なものですし、その人の収入や価値観によっても変わります。
なるほど、たしかに800円もかけずともご飯を食べることも可能でしょう。この800円というのは絶妙な金額設定でして、少し古いデータではありますが日本のランチ平均価格は822円となっています。
ラーメンは値段が上がっている
みなさんも記憶をたどっていただければわかるかと思いますが、ラーメンは値段が上がっています。
昔は300円台、400円台で食べることができるラーメン屋も多かったですが、今では600円台だと安く感じ、700円台、800円台が標準価格のように感じます。場合によってはいろいろ付けて1000円以上支払うことも珍しいことではありません。
ちなみに先に紹介した記事によると、73%の人がラーメンを高いと回答しています。これもまぁ難しいところでもありますが、自分自身も満足度の高いラーメンじゃないとやはり高いと感じます。同じ値段払うならあそこでラーメン食べよう、となるわけです。
もちろんラーメンだけが値段が上がっているかというと、そういうわけでもありません。物価も上がってますしね。ただ、ハンバーガーや牛丼チェーンなどであったデフレ化がラーメンでは起きていないようにも思えます。ハンバーガーや牛丼に比べると、圧倒的大手のチェーン店が少ない、個人経営の店、小規模なチェーン店ががんばっているから、という考え方もできますけどね。
そういえばアメリカ、ニューヨークで一蘭がなんと2000円でラーメン、というのがニュースになっていましたね。国によって、地域によって物価はもちろん違えど、ラーメンで2000円というのはすごい金額設定です。
今後も値上がりは確実か
値段が上がり続けているラーメンですが、今後もおそらくは値段は上がることになるでしょう。もっとも、値段が上がるというのはしんどいように思えるところもありますが、デフレ脱却という意味では値段も上がり給料も上がる、というのが本当は一番いいことではありますけどね。
ラーメンだけではなく、多くの商品の値段が上がることでしょう。鳥貴族も値上がりしましたし、来年はロッテのアイスが値上げというニュースもありました。
消費税も上がりますし、しばらくはランチ代を重く感じる日本となるでしょうね。
デフレについてはこちらでも触れているので、興味ある人はどうぞ。