今日11月9日は、ベルリンの壁が崩壊した日です。
1989年のことで、もうけっこう前ですよね。
自分を含め、あの頃の肌感覚を知らない世代もだいぶ大人になっているわけで、ドイツって東西に分かれていた?っていう人も多いかもしれません。
キャプテン翼とかも、昔は西ドイツ代表でシュナイダーが描かれていましたね。
今回は手書きブログです。
東西に分かれた国たち
第二次世界大戦後、複数の国が東西、もしくは南北に分かれました。
ドイツだけではなく、ベトナムもそうです。
そして韓国と北朝鮮も、戦後に分かれることになりました。
少し事情は異なりますが、中国と台湾もある種においては分裂したとも言えますね。
基本的にはアメリカを中心とした民主主義国家と、ソ連を中心とした社会主義国家で分裂しています。
そして、実は日本も戦後、複数に分けるというアイデアがありました。
日本はバラバラだったかも?
戦後間もない頃の資料で、日本を4つのブロックに分けて、アメリカ、ソ連、中国、イギリスでそれぞれ管理する案がありました。
今では考えられないことですね。
結果的には当時のアメリカ大統領がそれを却下しました。
アメリカは一国で日本を支配したい思惑があったからです。
ソ連も土壇場で日本に侵攻を仕掛けてきましたが、もしソ連の参戦が史実より早かったら、日本が複数に分かれて統治されていた可能性もあったのでしょうか。
南北で戦争したりとか、ちょっと考えたくないようなことですね。
結果的にはよかった。よかったという表現がいいのかわかりませんが。
東アジアですと、韓国と北朝鮮、中国と台湾というところで、もしかしたらこの100年あたりでなんらかの動きもでてくるかもしれません。
国が2つに分かれるとか、今の世代の日本人には考えられないようなことですよね。
戦後からだいぶ時間が経っているので、今後はこのあたりにどういう結論を出すのか、難しい問題ですね。