これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
いやー、この話、僕がずっと言い続けてきたことが、ついに現実のものとして報じられましたね。
昨年4月の参議院選挙の期間中、特定の政党の主張を拡散するために、9400件ものボット(自動投稿プログラム)的なアカウントが使われていた、というニュースです。
短期間に大量の引用リツイートを繰り返すことで、あたかもその主張が「ネット上の総意」であるかのように見せかける。これが、情報操作の目的です。
政府も、外国からの選挙介入工作の対象に日本がなっている、という認識は示しているようです。でも、誰が、どの国がやったのかを断定するのは、非常に難しい。これが、この問題の厄介なところです。
今回のニュースで明らかになったのは、まだ「ボット」だと見分けがつくレベルの話。でも、僕が本当に怖いと思うのは、ここから先の話です。
これは序章に過ぎない。僕が警告してきた「スリーパーAI」の恐怖
僕が以前からずっと言っている、未来のシナリオがあります。
それは、「スリーパーAI」による、もっと巧妙な情報操作です。
想像してみてください。
今から、AIによって何万というXのアカウントが作られます。そして、そのアカウントたちは、何年もの間、ごく普通の日常を投稿し続けるんです。「今日のランチはラーメンだった」とか、「この映画、面白かった」とか。人間と見分けがつかないような、ごく自然な活動を、来るべき日のために、何年も、何年も。
そして、例えば2030年、次の大事な選挙がやってきたとします。
その瞬間、それまで眠っていた何万ものAIアカウントたちが、一斉に、同じタイミングで、特定の政党を猛烈に批判し、そのライバル政党を絶賛し始めたら…?
これ、AIの仕業だって、誰が見抜けるんでしょうか?
何年も人間らしい活動を続けてきたアカウントの発言を、僕らは「本物の世論だ」と信じてしまうかもしれない。
外国が、一人の兵士も送り込むことなく、他国の選挙結果を、世論を、根底から覆すことができてしまう。そんな、恐ろしい未来が、もうすぐそこまで来ているんです。
僕らの選挙は守れるのか?民主主義の新しい戦場
この問題は、もはや「ネットの炎上」なんていうレベルの話ではありません。民主主義そのものの根幹を揺るጋす、新しい時代の「戦争」です。
では、僕らはどうすればいいのか。
正直、完璧な対策を見つけるのは、ものすごく難しいでしょう。情報操作の手口は、これからもっともっと巧妙になっていきます。
だからこそ、僕ら一人ひとりが、SNSで目にする「世論」を、鵜呑みにしてはいけない。
「本当にそうなのだろうか?」「この盛り上がりは、自然なものなのだろうか?」
常に一歩引いて、批判的な視点を持つことが、これからの時代を生き抜く上で、何よりも重要になってくるんだと思います。
次の選挙は、もうすぐそこまで来ています。
この「見えない戦い」は、間違いなく、もっと激しくなるでしょう。僕らの民主主義が、今、試されている。そんなことを、強く感じさせられるニュースでした。