これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです
Sunoが、とんでもなく面白い機能を搭載してきましたよ。
それは、効果音や、音楽の「パーツ」だけを生成できる機能です。
「雷の音」みたいなワンショットの効果音はもちろん、「Eマイナーのキーで、メタル系のギターリフをループで」みたいに、キーやテンポを指定して、音楽の素材そのものを作り出すことができるんです。
これ、実は数日前に、日本のKits AIという会社が、月額8ドルくらいで同じようなサービスを始めたばかり。「こういうの、いいなー」なんて思っていた矢先に、まさかのSunoが追随。みんな、考えることは同じなんですね(笑)。
音楽制作者の「かゆいところに手が届く」機能。でも、まだ課題も…
この機能、普段からSpliceのようなサンプリング素材サイトを使っている僕のような音楽制作者にとっては、まさに「かゆいところに手が届く」機能です。
Spliceでイメージに合う素材を探すのではなく、自分のイメージに合わせて、AIに素材を「生成」させる。これは、音楽制作の常識を、根本から変えるかもしれません。
早速、僕も試してみました。
「雷の音」は、なかなかのクオリティ。でも、「ギターリフ」を生成させてみたら、なぜかドラムの音まで一緒に入っていたりして…。
これ、Sunoの構造上の問題だと思うんです。
Sunoって、そもそも「楽曲全体」を作ることを前提に設計されているから、特定の楽器の音(ステム)だけを綺麗に抜き出したり、生成したりするのが、まだ苦手なんでしょうね。
でも、この「パーツを生成する」という発想、そして進化の方向性は、僕がずっと望んでいたもの。正式版のリリースが、今から本当に楽しみです。
Sunoの進化と、僕が信じる「AI音楽」の未来
今、Sunoはワーナー・ミュージックと提携して、次のバージョン(おそらくバージョン6)へのアップデートを進めています。
これによって、著作権的にもクリーンな、膨大な楽曲データを学習できるようになるはず。
「学習データが変わったら、クオリティが下がるんじゃないか?」
そんな風に心配する人もいますが、僕は、「そんなに変わらないんじゃないかな」と楽観視しています。
AIのクオリティって、学習データの量だけで決まるものじゃない。そのデータを、いかに賢く「咀嚼」して、アウトプットに繋げるか。その技術的な部分が、これからもっと進化していくはずだからです。
そして、その新しいバージョンが登場するタイミングで、この「パーツ生成機能」も、さらに精度が上がっているに違いない。
数年前、僕が「AIで音楽素材を自由に作れたらいいのに」と夢見ていた未来が、今、目の前で現実になろうとしています。
もちろん、今の段階では、音のクオリティはSpliceの方が圧倒的に上です。だから、すぐにSpliceを解約する、なんてことにはなりません。
でも、Sunoが目指している方向性は、僕が求める未来と、ドンピシャで合っている。
この二つのサービスをうまく組み合わせながら、僕自身の音楽制作も、もっと新しい次元へと進化させていきたい。そんな風に、ワクワクさせられるニュースでした。