今日はトランスジェンダーの日!多様な性への理解とは


これはWEEKLY AYANOMEの文字起こしをブログ化したものです

こんにちは。今日は4月4日ですね。
4月4日といえば、「トランスジェンダーの日」とされています。

なぜこの日なのかというと、3月3日が女の子の成長を祝う「桃の節句」、5月5日が男の子の成長を祝う「端午の節句(こどもの日)」ですよね。
その間をとって、「男と女」だけでは捉えきれない性の多様性について社会的な理解を深めようと、1999年に制定された記念日です。

今日はこの「トランスジェンダー」や性の多様性について、私が思うことをお話ししていきたいと思います。

多様な性への「知る」ことから始まる一歩

「トランスジェンダー」と一口に言っても、単に「男性から女性へ」「女性から男性へ」と性別を変えた人だけを指すわけではありません。

体の性は男性として生まれたけれど、自分の性自認(心の性)は女性であると認識している人。逆に女性として育ってきたけれど、どう考えても自分は男性だと感じる人。

他にも、自分を男性でも女性でもないと感じる「Xジェンダー」や、その時の状況によって性が揺れ動く「ジェンダーフルイド(クィアなど)」など、性の概念は本当に様々です。

大事なのは、「これらを一つの枠に一括りにはできない」「いろいろなケースがある」という事実を、まずは「知る」ことだと思っています。

先日もお話ししましたが、「知ること」は「理解への第一歩」です。
私自身も専門家ではありませんし、まだまだ勉強不足で知らないことはたくさんありますが、それでも「そういう人が当たり前のようにいるんだ」と知るだけで、見え方は大きく変わります。

皆さんの周りには、こういった当事者の方はどれくらいいますか?
「自分の周りにはいない」と思う方もいるかもしれませんが、私が思うに、意外と皆さんの身近にもいるはずなんです。ただ、それを表に出していないだけで。

なぜ表に出せないのか。
それは、「変な目で見られたくない」「偏見や差別的な目を向けられたくない」「噂が広がるのが嫌だ」という思いがあるからだと思います。
2026年現在、昔よりはずっと認知が広がって生きやすくなったとはいえ、地域や職場、コミュニティによっては、まだまだ理解が及んでいない環境があるのが現実です。

「理解ある環境」をどう作っていくか

だからこそ、一人でも多くの人が「理解」を示すことが大切です。
子供の頃、そういう人を珍しがって茶化すような良くない風潮があった時代もありましたが、今は「それは普通のことだよ」「それでいいよね」と自然に受け入れられる環境作りが求められています。

では、具体的に「環境作り」って何をすればいいのでしょうか。

口で「ダイバーシティ(多様性)」と言うのは簡単ですが、いざ蓋を開けてみると、意外と偏見を持っている人がいたりするのが現実です。

だからこそ、全く興味がない人にも知ってもらうために、学校や会社、行政などが主導して、ある意味で「強制的」に学ぶ機会(プチ授業や勉強会など)をもっと頻繁に設けてもいいのではないかと思います。

また、もし身近な人からカミングアウトされた時に一番大事なのは、「普通に接すること」です。

例えば、男同士の仲良い友人に「実はそうなんだ」と打ち明けられた時、変に茶化したり、距離を置いたりするのは絶対に違いますよね。
「女性が好きな男性」の目の前に女性がいて「私、男性が好きなの」と言われたからといって、「じゃあ俺のことが好きなの?」なんて自意識過剰になる人はいないはずです。それと全く同じ理屈です。

最近は、学校の制服でスラックスやスカートを自由に選べるようになってきていますよね。
実際に男性の体でスカートを選ぶ子がどれくらいいるかは二の次で、「なぜそういう選択肢が用意されているのか」を子供たちが考える機会になることが、とても素晴らしいことだと思います。

昔、『3年B組金八先生』で上戸彩さんが性同一性障害(当時の呼称)の生徒を演じて話題になりましたが、ドラマやアニメなどのエンタメ作品がきっかけになるのも良いですよね。

こうしたセンシティブな話題は、発信する側としても少し気を遣う部分が正直あります。
しかし、私がこの「WEEKLY AYANOME」のような場所で話さなければ、理解の輪は広がりません。

だからこそ、今後も年に1回くらいは、トランスジェンダーに限らず多様性についての話題を取り上げ、私自身も学ぶ機会があれば参加し、そこで得た気づきを発信していきたいと思っています。