やべー、夫婦の会話はすべて筒抜け!あなたは大丈夫ですか?


みんながスマホを持つ時代、みなさんのスマホは画面がオフの状態ですが、本当に何もしていないと思いますか?

映画『スノーデン』のような監視社会が実際にあり得るのかどうなのか、ようするにスマホを通してユーザーすべての会話を録音分析、管理をすることができるのかどうか…

もしこれが可能でしたら、テロ計画とか怪しい会話をしているグループがいれば未然に防ぐことができますね。ただ、プライバシーとはなんぞやと、そうなるわけですが…

スマホが普及した、というのは言い方を変えれば盗聴器と発信機が普及したといいかえることができたのかもしれません。

夫婦の会話はすべて筒抜け?

昨年登場し、話題にもなったスマートスピーカー、AIスピーカーですが、夫婦の会話を録音し他人に送信していたという事例がありました。

アマゾンのスピーカーが夫婦の会話を録音、勝手に他人に送信(CNN.co.jp) – Yahoo!ニュース

実際にはなかなか起こりえない話ではありますが、例えばiPhoneも「ヘイシリ」でSiriを起動することができます。会話の流れで何かが「ヘイシリ」と感知し、そのまま気づかないうちに友人に音声データを送信、のようなことをこのAmazonのアレクサがしてしまった可能性はあります。

もっともそれはそれで問題ではあるのですが、勝手に会話を録音し会社がデータを収集することも不可能ではないのかもしれません。会社じゃなくとも、例えばハッキングなどでこういったAIスピーカーやスマホを盗聴器の代わりにしてしまうこともできるのかもしれません。

そう考えるとなかなか怖いことですね。映画『スノーデン』では盗聴のリスクのためにスマホを電子レンジにいれるシーンがあり、印象的でした。

インターネットとプライバシー

すべてのモノがインターネットとつながることで、生活はさらに便利になります。もうすでに時計やスピーカーがつながっていますが、ほかにも冷蔵庫、エアコンなどの家電やテレビなど、多くのモノがインターネットにつながるようになっています。車も近いうちにそうなるでしょう。これはネットを通じてあらゆるものの制御ができるようになるということです。とても便利です。

しかし、裏を返せば今回の話の延長で考えると、ネットにつながるすべてのことが誰かに筒抜けになってしまうかもしれない、ということを意味しています。冷蔵庫の中身から、テレビの視聴歴、ドライブ先など、そういったこともハッキング、もしくは会社自体の悪意でやれてしまうのかもしれません。

インターネットとプライバシーの関係はこのブログでもたびたび話題に出していますが、今がその価値観の変わるタイミングでしょうね。いったいこの先にどんな未来が待っているのでしょうか。