野球でドラマが休止?テレビが大きく変わるターニングポイントは2020年と予想


日本シリーズ、連日熱戦が繰り広げられておりますね。

昨夜は作業しながらAbemaTVで見つつ、夜はちょっと運転する用事があったので終盤から試合終了まではラジオで試合を聞いていました。映像では見られませんでしたが、柳田選手のサヨナラホームラン、さすがですね。

昨夜はドラマが放送休止

昔は野球でその後の番組が後ろへ回ったり、なんてことはよくありました。ビデオの録画でドラマが一部しか撮れてなかった、なんてこともありましたよね。その後、ビデオデッキも優秀になって自動延長される仕組みもできました。

懐かしい。90年代の話です。

近年は野球放送があまり地上波でやらなくなりました。また、優先順位の問題なのか、野球放送があったとしても遅くまで延長しないようにもなりましたね。

日本シリーズは注目度も高い試合ということもあり、地上波でも放送されていました。昨夜もけっこう遅くまで試合は延長戦で行われており、なんとドラマが放送休止になるという自体にまで発展しました。野球の延長でドラマが放送休止というのは珍しいことですが、遅い時間に無理やり放送するよりもいいという考え方もあります。

これについてはテレビ朝日側にも多くの意見が寄せられたようで、難しい問題です。野球を見てる人は野球をみたいですしね。こういったところは地上波のデメリットであるといえます。

やはりネットテレビのほうが便利?

そういうAbemaTVももちろん最後まで試合を見ることができるわけですが、時間の区切りで何度かチャンネルを回さなきゃいけないシーンがありました。ネットテレビなのにそういうのはちょっと残念なところです。

DAZNで試合を見ているときはそれ自体がチャンネルという感じなので、スポーツ中継を見るには向いているようにも思えます。ただ、DAZNはシステムの都合なのか、どうしてもリアルタイムに比べるとタイムラグがあります。スポーツの結果もスマホに入ってくる中継のほうがワンテンポ早いときもあり、それはそれで残念なところもあります。

ネットテレビはそういう意味では地上波よりもリアルタイム性には乏しいものです。地上波でも、アナログ放送からデジタル放送に変わったとき、たしかほんのわずかタイムラグがありそれがちょっと話題にもなりました。ネットテレビは視聴している人によって見ているシーンが微妙に変わるほどのタイムラグがありますので、ネットテレビの番組には時計がついていません。

なにか双方がお互いのメリットを活かせるような形で放送がされればいいのになとは思いますが、難しいものですね。

東京オリンピックはテレビ革命のきっかけになると予想

2020年に控える東京オリンピックですが、行われる多くの競技を地上波で放送しきるのは難しいことです。競技も時間帯はかぶってますし、東京オリンピックを中継するためには必ずネット放送を使わざるを得ません。

ロンドンオリンピックあたりから競技はネットでも中継される土壌が出来上がっており、この東京オリンピックをきっかけに各地上波もなんらかの形でネット配信へ積極的に動き出すことになるでしょう。そうなったとき、うまい具合にテレビも変わっていくのかなと思っています。