意外なところで最初のWindows離れが起こるかもしれない


来月にはWindows 7のサポートが切れます。もうほとんどの人がWindows 10に移行されたことと思います。

自分もWindows 10への移行は済んでいますが、このブログでも注意喚起も含めてたびたび紹介している情報です。

しかし、最近意外な人が古いWindowsを使っているということで話題になりましたので、紹介したいと思います。

なるほど、訳ありのプーチン大統領

ロシアのプーチン大統領ですが、いまだにWindows XPを使い続けていることが明らかになりました。

プーチン大統領がWindows XPをいまだに使い続けていることが判明

XPなんて、もう20年近く前のものです。大丈夫なのでしょうか、しかも国のトップがですからね。とはいえ、こちらの記事によるといまだにWindowsユーザーの1%ちょいがXPを使っているそうです。100人に一人以上ですからね、ちょっと意外ですね。

こちらの記事によると、ロシア政府が古いパソコンを使い続けている理由は、外国製のソフトウェアの使用を制限している可能性もあるということについて言及しています。そのため、古いOSを使い続けるしかない、ということなのですね。まぁたしかにそうかもしれません。

セキュリティ面は大丈夫なのでしょうか。

政府のWindows離れはありえる

そう考えると、OSのほとんどはアメリカ製です。日本政府もおそらくアメリカ製のOSを使っていることとは思いますが、日本人の感覚だとそれについてどうこうというのはあまりなさそうではありますね。

ではほかの国だとどうでしょう。

中国は今年はさんざんアメリカと貿易でバトルしましたが、政府レベルでは独自OSである 「NeoKylin」 の普及を目指しているそうです。こちらはどうやらLinuxベースの模様。同様に韓国もLinuxへ移行していくようです。

LinuxというのはWindowsともMac OSとも違う、また別のOSです。フリーで公開されており、それをそれぞれが改造して使うようなものになっています。

来年にWindows 7のサポート停止を迎え、ここにきて各国の政府レベルではWindows離れはあり得る話です。日本がWindows離れする可能性はまだないでしょうが、セキュリティ面ではなくコスト面からフリーの互換オフィスソフトを使う自治体や企業も増えてきています。これから先、どうなることでしょう。