ついにきた!2020年代は小型スマホに復権の兆し


スマホの大型化については、ここ数年のトレンドとして毎年のように画面が巨大化していきました。

性能についてももちろん向上しているとはいえ、さすがにでかすぎ、さすがに重すぎと、機種変更に躊躇してしまう人も少なくなかったでしょう。

しかし、最近は小型スマホが急に復権の兆しを見せ始め、気になるスマホもいくつか登場しています。

サブ機としての価値も、小型スマホが復権へ

スマホ一つしかなかった場合、あまりにも小さいと仕事で使うにも、動画などを見るにも少し不便です。

しかし、近年はスマホ維持料が下がったり、仕事用スマホといった概念が登場したりと、複数台のスマホを持つことも珍しくありません。

その中で、大きなスマホを二台持つよりかは、大きいのがひとつ、小さいのがひとつと使い分けるケースも増えています。

スマホの複数台所有は、小型スマホブランドにとってはこれ以上ないチャンスへつながる可能性があります。

攻める小型スマホ

日本では楽天モバイルが1円で販売したrakuten miniが話題になりました。かなり小さいスマホですが、サブ機としてはなかなかよさそうで、今でもそれなりに人気があるという報道もあります。

こちらはクラウドファンディングから始まった企画ですが、Jelly2という超小型スマホもあります。

Unihertz、超小型スマホ「Jelly 2」の募集開始 日本向けはなんとFeliCa搭載も

日本向けはFeliCa搭載ということで、こちらも小型スマホとしては相当小さいですからね。店頭に並ぶかどうかわかりませんが、マニアの間ではすでに話題の商品です。

iPhoneも小型化か

秋に発売予定といわれているiPhone12は、久々に小型化するという噂もあります。

iPhoneの小型化を待った人は多いと思いますが、先日発売したSEでも小型化することはなくしびれを切らしてSEを買った人も多かったでしょう。

iPhoneについては小型化といっても昔のiPhoneくらいの大きさになるという感じで、それでもホームボタンがないので昔のiPhoneと同じ大きさでも画面は大きそうですね。

大型化のトレンドは止まるか

画面が大きくなっていったスマホですが、やはりこのあたりで大型化も止まっていくのかなと思います。

それ一つでという使い方ではある程度大きい方が便利かもしれないですが、おそらくいくつかのデバイスを組み合わせながら価値を提供する方へ今後はシフトしていくのかなというところで、タブレットやPCだけではなくAPPLEWATCHであったり、ARグラスだったりというところも含めての展開に力を入れていくのかなと思いました。