スポーツ選手だけではなくバンドマンも!再確認したい、SNS利用のリスク


SNSがこれだけ普及した社会ではありますが、一部ではSNSの利用を厳しく制限するところもあります。

会社によっては会社の社員だということを明かしての利用を禁止しているところは多いでしょう。

SNS利用のリスク

先日行われた相撲協会の研修会で、SNSについて「指1本でとんでもないことになる」と無期限禁止を継続するという内容の話がありました。

不祥事の多い相撲業界ではありますが、まぁわからなくもないですね。

スポーツでも、チームによってはSNS利用はファンとの距離を縮めることもできますし、推奨しているところも多いです。その一方で、巨人の原監督は選手のSNS利用を牽制していることで有名です。

SNS利用にはリスクがあります。そのリスクを正しく選手は理解する必要があります。

よくありがちなのが、未成年の飲酒であったり、SNSのDMを介して知り合った異性とのトラブルです。そのあたりを筆頭に、SNS上でうっかり暴言や差別的な発言をしてしまったりなどなども考えられます。

もちろん、ちょっと調子に乗ってしまって(?)よくあるバカッター的なことをして問題になってしまったら、それこそ大変です。

指一本でとんでもないことになる、というのはあながち大げさな表現ではありません。

他にもあるSNSのリスク

簡単に情報発信をすることができるSNSですが、中には発信してはいけない情報もあります。

ヴィッセル神戸では、以前イニエスタ選手の出場情報について友人経由でSNSで公開されてしまい大きな問題になったことがありました。ありがちな話ではあります。チームとしては、移籍情報などについては特に敏感になるでしょうね。SNSでの発言一つで大きなお金が左右することになりかねません。

あと、これはけっこう大事なことではありますが、ファンからのリプライをダイレクトで受けることが必ずしも選手にとっていいこととは限りません。

ファンは叱咤激励のつもりでやってるとういう人もいるでしょうが、相手も人間です。肉体は鍛え上げられ、テクニックは卓越したプロスポーツ選手も、豆腐メンタルの人だっています。

あなたのその一言が、その選手の未来を断つことになるかもしれません。

特に若い選手は、SNSを高校生からずっとやってるわけで、その流れのままプロに行き、フォロワーが増え、なにかをきっかけに凄まじいバッシングを受けるかもしれません。

プロなんだから、という理由ですべてを解決してはいけません。そういった意味で、選手を守るために公的なオフィシャルSNSを禁止にしたいところもあるのかなと思います。

とはいえメリットも

といいながらも、やはりメリットはありますよね。

ファンサービスの一環もありますし、移籍して違うチームにいっても昔のファンに動向を知ってもらうこともできます。

引退後のセカンドビジネスにだって、そのSNSを活かすことだってできるかもしれません。

要は使い方と距離のとり方ではあるんですが、言葉で言えば簡単ですが、実際やってみると難しいものです。スポーツ選手だけじゃなく、バンドマンにとっても当てはまることですね。