Twitterの乗っ取りというのは以前よりたまによくあることではあります。しかし、ここ数日でアップルといった大手企業のアカウントや、テスラモーター創業者のイーロンマスクやAmazon創業者のジェフベゾスといった超大物のアカウントが乗っ取られるという被害が起きています。
有名セレブ、芸能人などもターゲットになったそうで、いったい何が起きているのでしょうか。
著名人アカウントも!Twitter乗っ取りが多発
そんなIT関連の人たちまで乗っ取られるなんて、一般人はどういう対策をすればいいんだという感じもしますが…
しかもこの犯人、全部同じ人っぽいですね。ここに仮想通貨を寄付してくれたら倍にして返すよ、というあきらかに胡散臭い書き込みを共通でしているというものになっています。
仮想通貨は足がつきにくいということで、闇サイトなどではその取引としてもたびたび使われるそうです。前にあった仮想通貨強奪事件でも、結局犯人は捕まらなかったようですし、仮想通貨を利用したこういった詐欺行為は増えていくでしょうね。
今回の一件でも報道では一千万円に相当する金額が振り込まれただろうといわれ、引っかかってしまう人がいるのも不思議なところではありますが。
Twitterが一時停止する事態に
今回の事件は、被害を受けていない多くのユーザーにも影響を与えてまして、一時的に利用ができないケースがあったそうです。これはTwitterが調査のために止めたということですが、これ以上被害が広がらないように止めたのではないかといわれています。
Twitterとしてもセキュリティ対策はしているはずですが、今回はあまりにも多くの著名人が被害にあったということで、今までもたまにあったTwitter乗っ取りとはちょっと様子が違いそうですね。
対象アカウントを狙い撃ちすることができるあたり怖いところで、Twitter本社のアカウントが乗っ取られたりしたら、それこそ何を信じていいのかわからなくなります。
ちょっと気になるニュース、いわゆる二段階認証などは当然やっていたと思われますが、どのように大勢のアカウントを乗っ取ったのか、今後こういった被害はまた発生するのか、注目していきたいところです。