東京だけじゃなく高齢者と若者も除外へ!GoToキャンペーンはどこへいく。


混迷極まるGoToキャンペーンではありますが、ここにきてさらに多くの情報が出てきました。こちらのキャンペーンは国民の生活にも直接的に関わることでして、常に最新情報を整理しておくことが必要です。

東京を入れないのは不公平なのか

東京除外というニュース速報がでたのは昨日のこと。これが最終決定なのかどうなのかよくわからないような感じもありましたが、やはり東京除外は確実の方向で話が進んでいます。

なぜ東京除外か、というのは連日報道されている多くの感染者数を見れば誰もがわかることとは思いますが、税金でやっている国の政策に対し、東京都民だけを除外するのは不公平ではないか、という指摘もあります。

これはたしかにそういう見方をするのもアリなんですが、自分の持論として、政府による社会保障というのは、そもそも不公平なものであっていい、というものがあります。このあたりの話は給付金のときにブログでも触れた話ですね。

ここは柔軟な解釈が求められる段階、都民としては不公平を受け入れるしかありません。

高齢者と若者も除外へ

今日の報道で、高齢者と若者も除外するという赤羽国交大臣の表明がありました。今のところ、具体的に何歳から高齢者なのかなど具体的なことは明らかになっていません。

若者や高齢者が一人でもいれば除外、というわけでもなく、おそらく若者だけとか、そういったことなんだと思います。そうじゃないと家族連れもNGになってしまいますからね。

このあたりの明確な線引きをどうするのか、こちらももうひと悶着ありそうですね。

旅行業界も大混乱

当初は予定通り行うと強調していた政府ですが、ここ数日、急に態度を変えてきました。政府内も、国交省もバタついているのが想像できますが、同じようにバタついているのが旅行業界です。

東京除外、そして高齢者、若者が除外ということで、一部の旅行者はこの連日の発表でキャンペーン対象外となるのは間違いありません。それならばキャンセルを、というところですが、キャンペーンは22日から始まります。中にはキャンセル料がかかるケースもあるでしょうが、話が違うと怒る消費者も少なからずいることでしょう。

その怒りの矛先は旅行会社にも及ぶということで、旅行会社としては予約多数からのキャンセル処理、さらにはクレーム、そしてキャンセルによる利益ゼロという恐ろしい夏を迎えようとしているわけです。特に東京都内の旅行代理店はかなりのダメージを追ってそうですね。

GoToイートも延期か

このGoToキャンペーンは旅行以外にも、飲食店やイベントなども対象になるものがあります。現在は準備段階です。

今日17日からGoToイートの委託先公募が始まる予定でしたが、この感染者が増えている状況を踏まえて、この公募を延期するそうです。もしかしたらこのキャンペーン自体もスタートが遅れるかもしれません。

ライブでも使えるGoToイベントキャンペーンについてはまだ詳細は明らかになっていませんが、合わせて遅れる可能性もあります。せめて配信限定だけでもやってくれると嬉しいんですけど、どうなることやら。