最近の…というわけでもないですが、メディアミックス、クロスメディアの作品がますます増えてきたような印象があります。
これはこうあるべきだ、みたいな道筋といいますか、先入観といいますが、そういった障壁が近年はどんどん打ち崩されています。これは面白い流れです。
ここ10年はクロスメディアの時代
メディアミックス、クロスメディアといろいろな言い方をしますが、いわゆるメディア自体が多様化していることも原因です。昔はコンテンツといえば漫画、テレビ、映画、小説くらいだったでしょうが、近年はこれに音楽やゲーム、さらにはいわゆる2.5次元の舞台なども絡め、より選択肢が増えています。
Fateシリーズ、ヒプノシスマイク、刀剣乱舞、ラブライブなど、多くのメディアをうまく活用しながら広がっていく作品が多く、舞台が広がれば広がるほど、多くの分野、企業が参入することができます。
昨日Vリーグとハイキュー!!がコラボする企画が仙台で行われました。これまでもスポーツを扱う作品は多かったですが、こういう形での絡み方はとても斬新でいい企画でした。しかしアニメしか追ってない人にとってはけっこうネタバレだけど良かったのかな、とかも思いつつ。
最初は日本沈没?
歴史をたどると、こういったメディアミックスを効果的に使っている最初の作品は、日本沈没とも言われています。小説が原作ではありますが、映画、ドラマ、漫画、ラジオをほぼ同時期に仕掛けるという試みをしています。今だったらアニメも絡めそうなものですが、時代を経て2020年にアニメ化もしていますね。
日本沈没は自分もとても好きなSF作品で、これからも時代を反映させながら形を変え、受け継がれていく作品かもしれませんね。
横つながりの発想
何事も、多くのことは横につながってます。何か一つのことを極めるのもいいですが、多くの事柄はそれぞれ関係しあっています。
今は考え方も趣味趣向も多様化する中、この横つながりの意識を持つことが大事です。
未来のメディアミックスはどのようなものになるでしょうか。