ユニフォームにロゴ!学生スポーツに企業スポンサーがアリなのか?


1月は学生スポーツが多くあります。箱根駅伝、高校サッカー、高校バレーなど、さまざまです。

学生スポーツからも将来のオリンピック選手ももちろん多く登場するわけで、未来のスーパースターがたくさんいます。

アメリカも学生スポーツはかなり盛んですが、日本でも甲子園などテレビで取り上げられるイベントも多く、かなりの市場価値があります。

学生スポーツにスポンサーはありか

学生スポーツは、プロ選手のようにビジネスでスポーツをやっているわけではありません。もちろん将来的にはプロへ進むことになろうと、学生スポーツにあまりお金の話を持ち出すわけにもいきません。

あくまで教育現場としてのスポーツなのか、それとも多くの人が気にしている学生スポーツですので、ビジネスを持ち込んでさらに大きくしていくべきなのか、難しいところです。

その中で、現在ユニフォームにスポンサーロゴを入れるということに対して議論が起きています。

例えばサッカーの名門、市立船橋高校は企業ロゴを入れています。サッカーはいくつか企業ロゴをいれる高校があります。その一方で、高校野球では見かけませんよね。もし高校野球で企業ロゴをいれる高校などでてきたら、大きな社会問題になりそう。

まぁサッカーはプロでも大きな広告をいれる傾向にあるので、そういった土壌の違いもありそうですけどね。

学生スポーツも、名門ともなればお金がかかります。寄付もあるでしょうが、こういった企業の支えはとても重要です。学生の家族や卒業生、地元の負担は軽くなるでしょう。

その一方で、多くのスポンサーを集めた学校がますます強くなってしまうのではないか、という考え方もあります。プロだとそれは当たり前ですが、学生スポーツにそういった考え方を持ち込むべきか、という考え方もありますね。

興行としての学生スポーツ

これからは、学生スポーツの興行化というのも一つのテーマになるかなと思います。

背景には、昔のように40代、50代の家庭に余裕がなくなってきたということもあります。同様に地方の力も衰退し、一般的な寄付という形だけでは厳しくなってくることが予想されます。

その一方で、多くの学生スポーツはテレビだけではなく、インターネット放送により多くの人が見ることができるようになってきています。

テレビからネット放送へ舞台が移ることにより、広告などで利益化を図ることもできます。また、胸に企業ロゴを入れた場合は、これまで以上に見てもらえる可能性が上がるということも意味しています。

これからの学生スポーツを考えると、どのスポーツも企業ロゴを入れる動きはあってしかるべきかなと思います。学生、学生の家族、学校は負担が減り、興行を重視することで裾野が広がるのであれば、スポーツの可能性も広がります。

学生スポーツと企業スポンサー、なにか他のスポーツでも動きが見られるような気がしています。