紙の新聞を読まなくなって、もう長いです。
子供のころは新聞と言えばテレビ欄で、普段新聞を読まない人もテレビ欄を日頃から見ていた人は多かったんじゃないかと思います。
テレビ欄が廃止へ
これは日本ではなくアメリカの話です。
ニューヨークタイムズ紙、81年続けたテレビ欄終了(Impress Watch) – Yahoo!ニュース
ニューヨークタイムズで81年続けたテレビ欄が終了するというニュースがありました。
時代の変化、テレビ離れという言葉は日本ではなく世界共通なのでしょうか。
今やテレビ欄もスマホで簡単に確認することができますが、そもそも日常生活でテレビ欄を見る機会は激減しました。それこそサッカーの代表戦がどこのチャンネルでやってるかをチェックするくらいなものです。
時代はストリーミングへ
音楽だけではなく、映像コンテンツもここ数年で大きな変化がありました。
Netfrixに代表されるいくつかのストリーミング専門サービスが力をつけ、今ではそういったサービスが独自で番組制作を行うほどです。
テレビをつけるということが、テレビ放送を見るのではなく、そういったインターネットサービスを利用するため、となりつつあります。
少なくとも自分の場合は、90%以上がテレビをつける理由はネットサービス利用ですね。残り10%は録画したものを見るくらいでしょうか。リアルタイムでテレビを見ることはほぼないです。
情報は取りに行く時代
昔は垂れ流されている情報を浴びるような感覚だったと思いますが、ネットの時代はユーザーが自分で好きな情報を取りに行く時代に変わりました。
これは各マーケティングにも大きな影響を与えています。そのため、もちろん一定の効果はあれど、90年代のようにテレビやラジオでガンガン音楽を流せば売れるわけでもなくなりました。
映像に関してもそうで、自分の見たい映像をテレビ放送という形で垂れ流してそこに引っかかった人が見るのではなく、ユーザーが自分で検索してみたいものを選ぶ時代になっています。
この変化はとても大きいですね。
日本のテレビ局はこの変化にどこまで対応できるでしょうか。メガヒット作である半沢直樹をストリーミング放送の対象外にしたところからも、まだまだ対応できなさそうなオーラを感じますが。