多くのことがデジタル化している昨今、いまだに一部の間で確実なブームが続いているのが、カプセルトイ、通称ガチャガチャ、ガチャポン、ガシャポンです。
池袋には専門店も
池袋では、この2月末に世界最大規模の専門店をサンシャインに出店します。
昔は観光地、おもちゃ屋さん、ファミレスなどにあるイメージでしたが、近年はこういった専門店も多くみられるようになりました。
こういったカプセルにおもちゃが入っていて、何が当たるかわからないものをカプセルトイといいます。
しかしガチャポン、ガシャポンというイメージが強いと思います。
ガシャポンというのはバンダイが商標登録を取っており、ガチャはタカラトミーアーツが商標登録を取っています。ややこしいですね。
こういった権利問題から多くの会社のものを扱う場合、齟齬がないようにカプセルトイという言い方をするそうです。
ちなみにソシャゲでガチャという言葉はここからきています。カプセルを出すときにガチャガチャと音を立てて回し、落ちてくる要するからそう名前がついたのだろうと予想されます。
ランダムで出てくるというところが、そそられるわけです。ソシャゲと同じですね。
昔は同じようにカードダスという、カード型のガチャも流行していました。今もあるみたいですけども。
中国では大人気
実は数年前より、このカプセルトイは中国で大人気となっているようです。
デジタル全盛期の時代に、デジタル先進国である中国でカプセルトイが流行するのも興味深い話ですが、逆に新しかったのかもしれませんね。
しかし中国版は、もちろんキャッシュレス対応とのこと。
あのお金を投入するのもまたいいんですけど、まぁそこは時代に合わせてですね。
バリエーションはかなり豊富
どうしてもアニメ関係のグッズが多い勝手なイメージがありますが、実はこのカプセルトイはかなりバリエーションが豊富で、これはいったいどんな需要があるのだろう、という奇妙なものもたくさんあります。
この豊富さもまた、マニア心をくすぐられるのかもしれません。
大枠に関しては昔からなにも変わらないカプセルトイですが、令和の時代もいい感じに駆け抜けていこうな文化の一つですね。