QRコード決済乱立の終了なるか、LINE PayはPayPayに統合へ


今年の3月より、LINEとYahooが統合されました。正確にいうと、Yahooなど多くを束ねているZホールディングスにLINEが加わるような形となっています。

日本ではネットサービスとしてはどちらもかなり最大手ではありますし、業務内容もけっこう被るところも多いんですよね。

その中で、どういった形ですみわけが行われるのか、ユーザーとしても関心が高いところです。

LINE PayはPayPayに統合へ

自分自身はPayPay、楽天Payも使っていますが、実はLINE Payも使っています。クレジットカードがLINE Payのカードなので、そちらにもポイントが貯まっていくんですよね。

個人的な予想として当初からYahoo、楽天、LINEの三大経済圏が今後主流になっていくとしていたので、使うのはこの3つだけにしようという気持ちもありました。

しかしその後、まさかのYahooとLINEが統合されるという衝撃ニュースがありましたが、結果的にやはりこの金融サービスに関しては統合されるようです。

まあここで融合して楽天と戦う方が、理屈としてはよさそうです。

段階的にということで、PayPayのQRコードでLINE Payも普通に使えるようになるのが今年の4月から。来年には統合されるとのこと。

統合というのは、吸収とは少し異なります。LINEにたまるポイントがPayPayで普通に使えるようになるということなのかな。時期がくればもう少し見えてくるでしょう。

せっかくLINE Payのクレジットカードを作ったんですが、若干拍子抜け感があります。東京オリンピックモデルにしたので、ダブルで拍子抜けですね(笑)

ただ、この統合は個人的にはメリットです。ポイントを一元化できます。

その他のサービスは

こういった金融関係でも、ニュースでも、エンタメ系でも、ちょっとYahooとLINEって被っているサービスが多いんですよね。

このあたり、今後どうしていくのかまだ未定です。

LINEはLINEで知名度のあるブランドですし、捨てるのはもったいない気もします。しかしYahooとしては全力でPayPayブランドを強化しているところで、銀行名などもわざわざ変えるほどです。

金融サービスはここでリードして天下を取っておくと、10年後くらいに大きな差が出てきそうですね。今回のPayPayとLINE Payの統合をきっかけに、決済の戦国時代も少し落ち着く可能性もあります。