なぜカタカナ?トカラ列島と、その群発地震トカラの法則が気になる


トカラ列島にて、気になる群発地震が続いています。

なんと9日から、地震が200回以上も起きています。

トカラ近海地震200回超す 4日目、悪石島島民「いつ治まるのか」募る不安(南日本新聞) – Yahoo!ニュース

その中には震度4といった大きい地震もあり、引き続きの警戒が求められています。

トカラ列島とはなにか

さて、トカラ列島とはいいますが、どこにあるのか、みなさんはちゃんとわかりますか?

地図だと、このあたりです。

鹿児島県十島村が住所です。十島村はいくつかの島が連なって存在する自治体で、日本一長い村としても有名です。

位置としては鹿児島の屋久島、奄美大島の間にあります。

日本の地名としてはカタカナで表記するので、どこにあるのだろうと疑問を持つ方もおられるでしょう。

実はトカラというのはちゃんと漢字がありまして、吐噶喇と書きます。しかし「噶」の感じが環境依存文字となっていることで、カタカナでトカラ列島と表記するケースの方が多いようです。

自分も、このブログを書くまで漢字表記が存在することを知りませんでした。

トカラの法則

トカラ列島も以前より群発地震が多くある地域です。

ネットではトカラ列島での群発地震は、大きな地震の前触れではないかという話題があしました。

実際どうなんだろうと過去の統計を見てみました。tenki.jpのデータから、数が多いので震度3以上の地震をピックアップしてみました。

古いデータはないようですが、過去10年で53件のデータがありました。(12日13時現在)

たしかにこれを見ると、東日本大震災、熊本地震の直前にトカラ列島で地震は起きているようです。

ただまぁ他でも起きているので、なんとも言えませんが、関係性はどうなのでしょう。

しかし今回怖いのは回数ということで、53件のデータのうち、20件が今年起きている地震であること。さらにそのうち19件がこの4月の数日前から起きている地震であるということです。

少し大きめの群発地震が続いているということで、話題になっています。

まぁこういった情報同士を安易に結び付けるのもよくないんですけど、常に頭の中にある防災意識を、少しだけ強めるくらいはしてもいいかもしれません。