多くの日本人が知らない「〜」の意味


海外の情報を翻訳し報道などで掲載されることはあります。

先日、コロナワクチンの効き目について、このような投稿がありました。

本当は恐ろしい「〜」記号 : IT翻訳者Blog

この翻訳は本当に正しいのか、というものです。

なるほど、これは知りませんでした。

「〜」の意味

こちらの記事によると「〜」の意味について言及されています。

例えば日本語で「〜76%」という表記があった場合、みなさんはどう解釈されるでしょうか。

おそらく多くの日本人は最大76%と解釈すると思われます。自分もそうです。

では「~76%」という表記をみたらどのように解釈するでしょうか?

いや、だから最大76%でしょって思う方も多いでしょう。半角にしただけでしょって。

日本語でいうところの「から」ですが、海外ではチルダという記号があります。

チルダは、約、という意味です。

つまりこの場合、だいたい76%くらい、という意味になります。

アストラゼネカのワクチン

日本の報道ではアストラゼネカのワクチンについて、有効性を〜76%と表記されています。

これは日本人は最大76%と受け取るでしょうが、本当にアストラゼネカはそう言っているのか。

最大76%と約76%は意味が違うんじゃないのか、というのが先程紹介した記事の指摘です。

なるほど、この視点はありませんでした。

今回は「〜」が例となりましたが、日本と海外で記号のニュアンスが違うというのは、他にもたくさんありそうですね。

僕らが知らずと勘違いしているようなことが、他にもいっぱいあるかもしれません。