以前、ワクチンをたくさん打てば効き目が強くなると思って、と3回ワクチンを打った高齢者がいました。
その時はそれについて否定的な声も多かったですが、あながち間違ってもないようです。
ワクチンブースター
コロナのワクチンについては、出始めのときはその効果の高さについて大きく取り上げられていました。しかし今はデルタ株の広がりに合わせ、ワクチンについて雲行きが怪しい情報が多く出るようになっています。
その中で、ワクチンブースターという考え方があります。ブースターショットとも言います。
これは、ワクチンを2回ではなく3回打つということです。
ワクチンは2回打たなければ意味がないと思っている人も多いですが、意味という話になると1回だってあります。2回打てばさらに効き目がよくなるということです。
なので、3回打てばさらに効き目がよくなります。
猛威を奮っている変異株ですが、2回までですと現状はやや厳しい状態にあるようで、3回打つことで抗体の量がさらに増すという情報もあります。
最終的にはワクチンは3回というのが当たり前になることもあったりして?イスラエルは高齢者に3回目のワクチンを打つことを決めたようです。
情報も錯綜、正しい情報はどれか
ワクチンに関しては、春に比べ打つ人が増えたせいか、異なる情報が増えたようにも思えます。
個人的に気になっていたのは、2回目でアストラゼネカ製のワクチンを打つと抗体量が増加したという韓国の報道です。
日本はアストラゼネカ製がたくさんありますからね。
現在は40代以上にアストラゼネカ製を打つという話まで浮上しているとのことですが、1回目を他社、2回目をアストラゼネカ製にして抗体量が増えるならちょうどいいじゃん、ってところですが。ただこれについてはその後の情報もでてこないので、そういうわけでもないのかな。
ただ、どうしても抗体量とかそういう数字に惑わされがちですが、その数の多さだけがすべてではないという指摘もあります。
変異株拡大でコロナワクチンの追加接種はいる? いらない? なぜ意見が食い違うのか(ナショナル ジオグラフィック日本版) – Yahoo!ニュース
なるほど、こちらの方がなんだか腑に落ちるといいますか、わかりやすい感じもしますね。
今年はワクチンと、それに伴う世界全体の右往左往を経験する1年です。この1年で経験したことを糧に、将来につなぐことができるといいですね。