2021/9/4追記
こちら、プライバシー侵害を理由に導入が延期されることが報道されていました
アップル、iPhoneなどの児ポ対策導入を延期 プライバシー懸念で(AFP=時事) – Yahoo!ニュース
今や、写真はスマホで管理するのは当たり前です。
さらにクラウドでデータ管理することも珍しくなく、昔よりも写真を保管するということが簡単になりました。
アルバムのような形で印刷したものを保管するケースは少なくなったかもしれません。
iPhone内の写真をAIが監視へ
世界中で社会を通じてよく問題になっているのが、児童ポルノの問題です。
こちらの問題に対して、アップルがもう一段踏み込んだ取り組みをすることを発表しました。
iPhone内の写真をチェックするというものです。
アップルがiPhone内の児童ポルノ画像を検出へ、米国で開始(Forbes JAPAN) – Yahoo!ニュース
とはいえ、人がするわけではありません。チェックするのはAIです。
AIが児童ポルノに引っかかる可能性のあるような画像を検知した場合、法執行機関に報告をするというものになっています。
同様の動きはMicrosoft、Facebookでも行われています。
記事によれば、2020年にFacebookが報告した児童への性的虐待に関する報告は2000万件とあります。
どうあれ、これが当たり前になる
今回は児童ポルノについての話で、もちろんそれがなくなるための社会的試みは大切なことです。
しかし持っている写真、さらにはクラウドにアップする前の画像をチェックするということで、抵抗感を感じている人も少なからずいると思います。
もちろんこれについては利用者もこういった規約に同意した上でスマホを使うわけですから、なんら問題のないことでもあるんですけども。
こういったことを監視社会というのか、どうなのか。
スマホを駆使し、世界中のテロリストをあらかじめピックアップし、その動きを事前察知することも可能と言われています。
良くも悪くも、こういった監視の目は強くなっていきます。
今の感覚では、そこまでチェックされるなんて、と思うかもしれません。
しかし未来では、そこまでチェックされることが当たり前の世の中になっていくのです。