罰ゲーム、という言葉は比較的日常でも使う人は多いのかなと思います。
特に子供なんかはビリの人が”罰ゲーム”という遊びをしているんじゃないかと思います。
そんな罰ゲームですが、やはり時代の流れもあり、変わろうとしています。
BPOは罰ゲームを事実上禁止へ
罰ゲームですが、テレビでも昔からよく登場しています。
バラエティ番組ではむしろ当然で、違和感すら感じたこともありませんでした。
しかし時代の流れはこういうところにも及びます。
BPOが罰ゲームに関して審議対象にするという報道がありました。
「浜ちゃん」大ピンチ? BPOが”痛みを伴う笑い”を審議でバラエティー番組に激震(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース
ビリの人に痛みを伴う罰を与える「ゲーム」というのが、見ていて不快、いじめを助長するという考え方です。
これはこれ、それはそれじゃないかという意見もあるでしょうが、時代の流れを感じますね。
「笑ってはいけない」は休止へ
こちらのニュースは9月上旬のニュースではありました。
罰ゲームということで思いつく有名なテレビ番組と言えば、年末の「笑ってはいけない」ですよね。
こちら、先日休止が発表となりました。
日テレ、今年は『笑ってはいけない』休止 15年で区切り「ゆっくりお尻を休めて」
もっとも、BPOの件が直接的な影響ではないかもしれませんが、テレビから罰ゲームという概念はこれから加速度的になくなっていくでしょう。
あと10年ほどもすれば、罰ゲームという言葉自体が死語になり、20年ほど経てば若者はなんのことかわからない、みたいなことになりそうです。
考え方はいろいろではありますが、昭和的なノリは次々になくなっていくでしょう。
そういったところがもしかしたらインターネットの世界に移るところもありそうですけど、それも一時的なこと。YouTubeも規制は厳しくなっていますからね。
全体がマイルドな方向へいくのか、マイルドな部分とハードの部分がすみ分けされていく世界になるのか、こういったコンテンツ作りのバランス感覚は今のうちに養っておく必要がありそうです。